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Ni(内向直観)が特別視される理由の考察
はじめに
私はINTJを自称している。
きっかけは16Personalitiesが学校で流行りクラスメイトに頼まれてやったから。その時の結果はISTPだった、クラスメイトは私をISTJだと思っていたらしくリアクションが微妙だった(笑)
自身がISTPなのは説明を読んだら違和感があり軽く調べた結果、16PersonalitiesとMBTIが別物で根本が心理学のタイプ論である事を知った。いくつかのサイトや記事や本と心理機能を組みわせ、自分はINTJと言う結論に至った。
この時に調べたNiについて書かれている事に違和感があった
ひらめき、インスピレーション、印象、イメージ、集約、根源、シンプルマインド、 洞察、推測、内観、関係性、相互作用の認識、影響の認識、現象の解釈、経験の意味付け、確信、統合、収束、 逆算、アイデア、概念、抽象的、理論的、一般化、普遍性、法則、全体像、包括的、システムの理解、比喩、 パターン認識、傾向認識、予感、予期、長期的視野、ビジョン、啓蒙、改革、etc…
内容は大体こんな感じで、部分的には誰しもがやってる事が書かれている。そもそも心理機能は8種類あるがそれらに得意不得意があるだけで人は全て持っている。特別な事は何もなさそうだが、何故かNiだけがやたらと特別視されている。なぜなのか?今回はこれについて私の個人的な解釈を元に考察を書く。
そもそもNiとは?
私はNiを無意識下のパターン認識と逆算だと思っているが、私が長々と説明するよりも100倍分かりやすい記事があったのでこちらを読んでほしい。
この記事に書かれているが、おそらくNiは後天的に育つ。だが、他のタイプからNiを見た情報の多くは何故かスピリチュアルや超能力などの特別扱いがされている。
なぜNiは特別視されるのか?
それはNiが後天的な物だからだ、後天的な能力は鍛えないと育たない。人の子供は立つ時に無意識で腹圧を使いバランスを取る。腹で立つと言うのは大人から教わる物ではない、大人は足で立つ事しか教えない。なぜ子供は腹圧を使えるのか?それは単純で本能で先天的な物だからだ、先天的な物は呼吸のように無意識で使えるし、人によって変わることもない。だが、Niは後天的だ、だからあまり使わない人にはよく分からないし、Niを育てた人によっても変わるので分かりにくい。
パターンの認識はそれを認識する為に情報が必要だしそれを自分なりに処理してパターンに変更して初めて出来る。これは数の学習に似ている。数を使わずに人類が正しく認識を出来る数は3までだ、それ以上の認識は難しい。なにを言っているか分からない人も多いと思うが初期状態の人類の認識能力はこの程度だ、なのでNiをあまり使わない人には数を理解していない人の様にNiを上手く理解できないと考えられる。数の認識に疑問を持つ方は詳しくは下記の動画を見て欲しい。
Niは後天的に育ち、人や環境によって大きく変わる。やる事自体はパターン認識や逆算なのは変わらないがそれに使う式が違う。だから説明の概要は似るのに中身がバラバラだ、だから分かりにくい。人は分からない状態が苦手だ、理由をつけたがる。そして人が自分に上手く認識出来ないものがある場合によく使われる方法がスピリチュアル扱いだ。
分からない物ではなく、スピリチュアルで自分にない物だとすれば簡単に納得できる。だがこの記事で説明したようにNiは後天的に育つ誰しもが持つ能力だ、Niユーザーのように無意識的に使えるとは言わないが、パターン認識は数学をやれば簡単に育つしSe劣勢と言う弱点が無いタイプが手に入れれば、地に足ついた非常に強い能力になると考える。
まとめ
今回は、Ni(内向的直観)がなぜ特別視されやすいのかについて考察した。Niは後天的に育つ能力であり、パターン認識や逆算を通じて物事を把握する機能だと考える。そのため、経験や学習によって発達し、人によって使い方や表れ方が異なる点が特徴である。
Niが特別視される理由は、無意識的に発揮される先天的な能力とは異なり、鍛えなければ育たない後天的な性質にあたり、この違いが理解しにくさを生み、時にスピリチュアル的な解釈をされる原因となっている。しかし、Niは決して神秘的なものではなく、誰しもが育てることのできる能力と言える。
Niを鍛えることで、より論理的で実践的な活用が可能になり、Niを理解し、意識的に磨くことで、自分自身の視野や思考力をさらに高めることができると言うのが私の結論だ。
追記
今回の記事ではNiについて私なりの解釈を書いたが、Niに対しての面白い記事があったので興味がある方は是非一度読んでほしい。