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事業、組織、グローバル展開ーー、Ubie2023年ハイライト

「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、医療プラットフォームを提供しているUbie代表の久保です。

この記事は #Ubieアドベントカレンダー 1日目にエントリーしています。

2023年も終わりが近づいてきました。このアドベントカレンダーでは、1日目にふさわしく、Ubieの生活者向け・医療機関向け・製薬企業向け・グローバルの各事業と、それを支える組織の今年1年の活動や変化について振り返っていきたいと思います。

生活者向け、医療機関向け、製薬企業向け事業

まずは生活者向け事業の「ユビー」です。開始から早3年。新型コロナウイルス感染症の急拡大による受診控えの深刻化を防ぐため急遽リリースしたサービスですが、これまでの利用回数は1億回以上を突破し、月間700万人以上の方に使われるサービスとなりました。また「ユビー」を通じ、実際に医療機関に受診した方は、推定で約1,000万人以上にものぼります。さらにちょうど今週、Google Play が主催する「Google Play ベスト オブ 2023」で「優れた AI 部門」の大賞も受賞しました。多くの方に知ってもらい、利用していただけるサービスへと成長し続けています。

次に医療機関向け事業です。医療機関向けサービス「メディカルナビ」は、創業翌年の2018年にローンチし、今年には全国1500以上の医療機関にご利用いただけるまでとなりました。来年2024年の4月に医師の時間外労働規制の適用が控える中、導入を通じた業務の時間短縮・生産性向上に寄与しているという声も数多くいただいています。

さらに新しい取り組みとして、生成AI(LLM)を活用した問診サマリー機能を導入しました。患者さんの問診内容を生成AIが要約することで、医師が必要な情報を素早く得られるようにする機能です。1000を超えるクリニックに導入され、こちらも現場の医師の方から多くの評価をいただいています。

最後に、製薬企業向け事業です。2021年末に開始したこの事業は今年も飛躍的な成長を遂げました。その象徴とも言えるのが、今年の2月と7月に開催されたカンファレンス「Ubie Pharma Summit」です。「Patient Centricity(患者中心の医療)」というテーマのもとに東京・大阪あわせて500名以上の製薬企業の方が参加。国内最大級規模の業界カンファレンスとなりました。さらに、ペイシェント・セントリック経営の実現度合いや課題を可視化・計測できる仕組みとしてアセスメントの手法を開発。「患者中心」の医療の実現を支援できるよう、製薬企業向けアセスメントプログラムならびにサポートプログラムとして提供を開始しています。

各ステークホルダーの皆様とメンバーそれぞれが向き合いながら、ミッションの“テクノロジーで人々を適切な医療に案内する”の実現にまた大きく一歩近づいていることを実感する1年でした。

組織体制と報酬制度を大胆にアップデートした2023年

Ubieの組織や制度も今年大きく変わりました。これまでは各組織が持つ独自のカルチャーを毀損させない組織運営を行っていました。「同じグループの別会社」をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。今年はその運営をガラリと変え、各組織・事業が持つ情報・課題・ソリューション等を一つにまとめる新たな組織体制を構築しました。結果これまでにない化学反応が生まれ、UbieのIdentityである「Giant Leap(非連続な未来を実装する」)のタネがあらゆる事業・チームから生まれた年だったと感じています。

制度面でもストックオプション制度の大幅なアップデートを実施しました。多様なスキル・経験を持つ人材のさらなる獲得と、会社の成長を事業・組織の両面から担う社員へ利益を適切に還元することを目的にした税制適格ストックオプション(新株予約権)制度「U-win」は、全正社員が対象です。日本のスタートアップではまだ少ないとされているベスティング制度も導入、一定期間会社に貢献してくれた人に対し、退職後も報いることを重視しています。また、既存制度である入社時のストックオプション付与に加え、新たに半期ごとに業績目標/評価に合わせた付与、組織成長の貢献度合いに応じた付与を行います。U-winという名前が示す通り、会社(Ubie)とメンバー(あなた)両者がよりWin-winとなることを目指しています。

グローバル事業の進捗

個人的な大きな変化は、グローバル事業にフォーカスするようになったことです。Ubieは現在グローバルの中でも米国市場に焦点を当てており、昨年末には子会社も立ち上げています。

ビジネスチームは米国を、開発チームはAPAC地域(日本、シンガポール、インド)を拠点とし、今年に入ってからは製薬企業向けの新ビジネスもスタートさせています。現地の医療制度を深く理解し、そこでUbieのサービスがどのようにフィットするかを見極め事業を進めていくのは、とても貴重な経験となりました。

米国版生活者向けサービス「ユビー(https://ubiehealth.com)」は、200万回以上利用され、高い評価を得ています。ユーザーからの声を聞くと、患者さんが受診できる医療機関や受けられるサービスが保険や契約によって大きく制約される状況下においても、ユビーが「適切な医療への道しるべ」となっていることを実感しました。

米国の市場規模は日本を大きく上回り、医療費だけでも米国は600兆円・日本は40兆円と大きな差があります。また、Ubieのビジョンである「Hello,
healthy world.」が目指すのは国内外の健康寿命を延伸させ、「健康が空気のように自然になった世界」です。今年得た成功と更なる成長への確信をもとに、来年は米国市場のさらなる開拓を進めていきます。

以上、事業・組織、そして自分がメインで携わっているグローバル事業の2023年ハイライトでした。これらの詳細や、事業を成長させる・支えるメンバーの働き方などについては、明日以降の「Ubie Advent Calendar 2023」「Ubie Accelerator Advent Calendar 2023」でみんなが詳しく紹介してくれます。またテクノロジーについては「Ubie Engineering Advent Calendar 2023」で発信しているのでどうぞお楽しみに。

来年も我々Ubieは、テクノロジーを使って適切な医療への案内を提供し続けます。一足早いですが、皆さん良いお年をお迎えください。ありがとうございました。
Ubieでは一緒に働きたいメンバーをまだまだ募集しています!

興味を持っていただけた方はカジュアル面談もご用意しています。お気軽にご登録お待ちしています!

【提供するサービス一覧】
▽生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」
日本版:https://ubie.app/
US版:https://ubiehealth.com
▽医療機関向け「ユビーメディカルナビ」
https://intro.dr-ubie.com/

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