短歌六首*秘密の呪文
いつだっていっぱいいっぱいなんだけど仲間といるとき楽になれる
スピードや強さではなく丁寧さを大切にする一つ一つに
楽しいと思う心で満たされておだやかに手を動かしている
足りなさを足してくれてる人がいる要らないところ削られてゆく
どうしても避けられぬとき唱えるは秘密の呪文五回念じよ
セーターの毛玉取り器を取り出して秋を刈り取る少しだけ青
いつだっていっぱいいっぱいなんだけど仲間といるとき楽になれる
スピードや強さではなく丁寧さを大切にする一つ一つに
楽しいと思う心で満たされておだやかに手を動かしている
足りなさを足してくれてる人がいる要らないところ削られてゆく
どうしても避けられぬとき唱えるは秘密の呪文五回念じよ
セーターの毛玉取り器を取り出して秋を刈り取る少しだけ青