暇つぶしにもってこいの、よくわからないのに全く退屈しない魔女解き映画

ストーリー：
都会に住む13歳の少女・ナラは、奇妙な病気にかかった妹の療養のため、祖母が暮らす田舎の村を訪れた。だが祖母の言動は奇妙なもので、不穏に満ちた日々を過ごす。やがてナラは彼女が人間ではない何かだと疑い始め、祖母と村に隠された秘密に触れてしまう。

はじめに書いておくと、真相について私はさっぱりわかりません。
考察も途中でやめてしまいました。
でも大丈夫。わからなくてもそこそこ面白かったから！
好きなんだよね～村に行くとか、怖い老夫婦とか。
ヴィジットしちゃいましょ！

なにやらアパートで原因不明の病気が流行っていて
妹のルナは医者を次々変えても全く改善しない。
母親のレベッカは意を決して自分が生まれ育った村に戻ることにする。
何か事情がありそうで、戻ってどうするのかはわからないけど
嫌がる主人公のナラには「妹のためなのよ！」の一言で出発。
いざ村につくと両親は数日留守にすると言い出し
ナラとルナを、2人の祖母にあたる老婆ジョセファに預けて消えてしまう。
ナラは口悪く超反発して、更に怒られていた。
「妹が死にそうなのよ！」これ言われたら全部我慢しなきゃいけないよー。
いきなり遠くの地に連れてこられて、初対面の怖そうなお婆ちゃんに預けられたら誰だって嫌だよ。。。
ナラは初登場の時、
死にそうな妹より自分の快適さが大事そうで薄情に見えたけど
留守の間ちゃーんとお姉ちゃんしてて感動した。
今まできっと数々のことを妹の病気のせいで我慢させられてきたのだろう。
それでも根は優しく妹想いだった。
ジョセファが寝ているルナに近付いた後、ルナが変わりないかすぐに確認したりとかね。

その家で働いている家政婦のアビゲイルは
ナラとルナに優しく接してくれた。
しかしジョセファに話しかけられると途端に顔が強張る。これがなかなかの過剰演技でちょっと笑えてしまうｗ
この描写からお婆ちゃんが怖い人なのは明らか。
不貞腐れていたナラは、近所にイケメン男性を発見して胸が高鳴る。
残念ながらそれはアビゲイルの夫のペドロ。
それでも翌日、露出高めの水着を着て（女優さんには申し訳ないが）お子ちゃま全開ボディーでペドロに接近。
使っていないプールを「掃除しといてあげるよ」なんて言われてウキウキだけど・・・そんな茂った汚いプールに入りたい！？
そこにジョセファが現れ、「娼婦みたいな恰好するんじゃないよ！」とタオルを投げつけられる。これはかわいそう。
ペドロもアビゲイルと同じくジョセファにビビリまくり演技ｗ

ベジタリアンなのに肉だけを出されたり
親に電話をかけさせてもらえなかったり
ストレスの溜まる滞在の中
アビゲイルが村に伝わる魔女の話を役者並みの語りで披露してくれる。
そのうちナラは影響されて「お婆ちゃんが魔女なのよ！」と結論付ける。
あまりの狼狽っぷりに本当におかしいのはナラなのでは？と思う程。（それは家政婦2人のビビリ具合からして否定）
ルナの体調は悪くなる一方で、ようやく電話で親と話せたと思ったら
お婆ちゃん魔女説を披露しちゃうんだもん。
戻ってきて欲しいならたった一言、「ルナが死にそう！」でよかったのにｗ
急に差し込まれるアビゲイルとペドロの気持ち悪いプレイや
村の儀式に遭遇し、この村全体がなんだかヤバいと知る。
なんでこの村に連れて来られたんだろうね。帰りたいよね。

数日経ち両親が何事もなかったかのように帰宅。
見ててあげたんだからナラの労をねぎらってほしい。
ルナはもう大丈夫らしいが、レベッカvsジョセファのゴングが鳴る！！
負けたのはレベッカ（のように見える）
ナラは後始末と言わんばかりに、お婆ちゃんに見えたレベッカを葬る。
レベッカの姿になったジョセファは
長年我慢していた性欲を爆発させレベッカの夫に念願の熱いキス。
なんだかいや～にヤラしいんですよねこの映画ｗ
ママ役の人がセクシーなのｗ

家族で家に帰りましょう、
帰ったら夜の部屋にはなんと魔女の皮があって
あれ？ママがジョセファだったの～？ってオチ。
テンポがよくて展開がコロコロ変わるし
雑に飛ばして書いたので意味がわからないと思うけど
結構普通に意味がわからないのでね。あの儀式とか。
深く考えないで観ていると
お母さんのママだと思っていた老婆は、
実はお母さんのママじゃなくて姉妹だったのかな、という風になると思う。
言い伝えの姉妹のうちの2人だったのかな～多分。。
家政婦の2人は何をそんなに怯えていたのか・・・
家事の指示されるだけで、ハハハイッッッて。
怖いのか嫌味なだけなのかわからないお婆さんだったよ。
脱皮した魔女の姿は怖かったな。そこはやけにしっかり作っていたｗ

めちゃくちゃ面白い映画ではないけど
最初から最後まで退屈になることなく、映像が楽しめたのでよかった。

U-NEXT/字幕