RIZINで最も成功した元極真の空手家は誰だ?
那須川天心流格闘技ですね。
彼は極真空手のテクニックでキックボクシングをします。
6月のTHE MATCHではK-1王者の武尊とキックボクシングルールで、RIZIN及びRISE無敗の王者として日本最強を決める試合をすることが決定しています。
また彼は極真空手のテクニックでフロイド・メイウェザー・ジュニアとボクシングもしており、武尊との試合のあとは、国内にもはや相応しい対戦相手がいないのでプロボクサーになると宣言しております。
さらに2016年12月29日にはMMAルールの中、彼は極真空手のテクニックで完勝。
余裕があるから31日も試合をしたいとアピールし、2016年12月31日もMMAで試合をして勝利しています。
そんな彼の実力はアメリカの世界最高峰の格闘技団体のダナ・ホワイトが関心を示すほどのものでした。
そんな那須川天心の流派の源流は間違いなく極真空手です。
5歳の時に極真空手に入門。
小4の時に極真全日本決勝戦で、
南原健太に勝利して優勝しています。
小5で極真空手ジュニア世界大会でも優勝しています。
小5で世界最強です。
異次元の天才です。
これに満足して、彼は顔面なしのルールの極真空手から、本格的にキックボクシングの世界へと転向しています。
このあと彼が入るジムがTARGETです。
キック・ボクシング、フィットネスジム|TARGET|巣鴨駅より徒歩1
代表は伊藤隆。
彼は元キックボクサーの中量級の選手でしたが、魔裟斗のK-1ワールドMAXの時代の時にはもう年齢がキツく、K-1ではあまり活躍できませんでした。
そのあと彼は引退するのですが、K-1は借金が重なりオーナーは正道会館の石井和義から、最終的には香港の企業のものになりました。
プロデューサーは中村拓己。
これに対抗する勢力として伊藤隆が立ち上げて急成長したのが、伊藤隆がK-1引退後に立ち上げたキックボクシングのRISEです。
RISE | 立ち技打撃格闘技 RISE(ライズ)オフィシャルサイト
両者は仲がとても悪く、RISEの王者である那須川天心と、K-1王者の武尊の試合はファンが見たくても実現は難しく、K-1が告訴することもあるほどでした。
RISEが那須川天心を貸し出しているRIZINも、そのゴタゴタに巻き込まれてK-1と揉めるほどでした。
そんな幻のカードが6月19日に東京ドームで行われます。
THE MATCHで仲が悪いK-1とRISEが試合できるように、何年も調整役を買って出たのは、PRIDEの元社長で、RIZINの社長でも榊原信行CEOです。
そういうわけでで那須川天心流格闘技の源流は極真空手です。
彼の戦い方は彼にしかできないのでこの流派は彼だけのマイナーな分派と言えそうです。
ちなみに彼の指導をしてきた伊藤隆代表は、ヒロミを中心としたお笑いトリオ、B21スペシャルのデビット伊藤の弟です。
今はラーメン屋をやっています。
極真の技術を空手、キックボクシング、MMA、ボクシングに昇華したという意味では、あらゆるルールに極真の技術を適応させ、確実に結果を残しているので、マイナーではありますが分派の中で那須川天心流格闘技は群を抜いて優れていると思います。
彼ほどあらゆる格闘技に極真空手の技術を適応させたアスリートはないないでしょうし、誰も真似できないでしょう。
恐らく那須川天心は、最も多彩なルールの試合で勝利した極真出身の選手です。
サポートされたお金はすべて、日本にいる一番痛いアラサー女子のチャリティーに使われます。ピアピカの優等種の人がモチベーションを沸かさない、やりたがらない領域に劣等種として頑張ってます。