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八雲冬虫
2015年12月11日 10:05
塾の帰り道、いつもとは違う道で帰ろうと思った。環状線の脇を抜けて、知らない町に出た。町、と言うよりは農村と呼ぶのがふさわしいような、寂れた町だ。正面に暗く雑木林に囲まれた道が見える。手前にはコンビニエンスストアが一軒ぽつんと存在し―煌々と光を放ってはいるが全く人気を感じることはできない―、僕の進む道を直角に横断する二車線道路は右折しても左折しても住宅地ないし大通りに出られる。―自宅の方角から言うと
2015年12月2日 23:57
青春度120%な夢を見た。ある日、転校生がやって来た。でも、僕にはブルドッグにしか見えなかった。周りには美少女に見えていたらしい。英語が得意だった。でも一緒に毎日過ごしてるうちに友達と同じ顔をしてることに気づいた。名字も同じだ。僕らは抜け出すことにした。 僕と友達とブルドッグの3人でバイクに乗って暑い夏の海沿いの道を走った。ずっとこうしていたいな、と思った。彼女にもそう伝わった