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110代

117歳で存命中の世界最高齢としてギネス世界記録に認定されていたスペインのマリア・ブラニャスモレラさんが亡くなった。これにより、兵庫県芦屋市在住の116歳の糸岡富子さんが現存する世界最高齢になるという。

糸岡さんはとても行動的な方で、高齢と言われる年になっても山登りがお好きで、100歳のときも杖なしで長い階段の先にある神社へ自力で登って礼拝したという。また、趣味のひとつは茶道とのこと。ちなみに、昨年12月に116歳で亡くなられた巽 フサさんも生前お茶を学んでいらっしゃったそう。

私のお茶の先生のお母様も、糸岡さんの年齢とそう変わらない。110代から見える世界はどんな感じなのだろう。

108歳の長寿を「茶寿」というようだ。茶の文字は分解すると八十八、十、十になるので合計すると、108になるのが由来らしい。「茶寿」が日本の長寿を表す漢字の最高年齢となるようだが、110歳以上の方はカタカナで「スーパーサンタナリアン」というらしい。

スーパーセンテナリアン(supercentenarian、super-centenarianとも)は、110歳以上の人物のこと。1,000人のセンテナリアンあたり約1人がスーパーセンテナリアンといわれる。

Wikipedia

今後は茶寿以上の年齢にも特別な名前が必要になるかもしれない。

それにしても、今よりも前の世代の方々の茶道人口は圧倒的に多かったとはいえ、お茶や茶の湯は長寿に一役買っているのではないか、と感じてならない。

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