🌎仮面ライダー世界に駆ける🌎
『仮面ライダー世界に駆ける』は、1989年4月29日 - 10月31日まで、夕張市石炭の歴史村に仮設された3D立体映像館・アラモ砦パビリオンで上映された仮面ライダーシリーズ初の3D映画。その後、1990年2月14日 - 2月18日に第1回ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭の前年に1プログラムとして公開されたほか、京都太秦映画村や、各地のイベント会場でも上映された。
上映時間17分。
ストーリー
クライシス帝国は、仮面ライダーBLACK RXを倒すために新たなる作戦を考え出した。それはRXの前身である仮面ライダーBLACKに戻した後、過去の世界へと送り込んで再生怪人軍団を引き連れて倒そうという作戦だった。ピンチに陥ったBLACKだったが、彼を救うためにBLACKと同一人物であるはずの仮面ライダーたち(RX・ロボライダー・バイオライダー)が、さまざまな時空からやってきた。
登場人物
クライシス帝国の怪魔妖族・スカル魔スターとの交戦中、どこからともなく聞こえてきた『仮面ライダーBLACK』のエンディングテーマ「Long Long Ago, 20th Century」を聴く。その後、過去の世界へと送り込まれ倒したはずの三神官の幻影に出会い、前身である仮面ライダーBLACKに戻ってしまう。
しかし、時空を越えて助けに来たRX・ロボライダー・バイオライダーの協力によってクライシス帝国の再生怪人軍団を撃破し、元の世界に還ることができた。
地球を征服しようとしている悪の帝国。RXを倒すために前身であるBLACKに戻したうえで過去の世界へと送り込み倒そうという作戦を立案。過去の姿に戻すのには成功したが、別の時空からやってきた仮面ライダーBLACK RXたちによって作戦を阻まれる。劇中ではクライシス帝国4大幹部、スカル魔、トリプロン、ガイナギスカン、デスガロン、ムサラビサラによる再生怪人軍団が戦闘に参加した。
「今となってはもう戦う気はない」と語り、RXを仮面ライダーBLACKに戻した。その後、地底から生えてきた再生怪人の腕でBLACKを抑えつつ巨大な銀の杭で殺そうとしたが、あと一歩というところで現代からライドロンで駆けつけたRXに阻まれ、そのまま画面から消滅している。
キャスト
スーツアクター
仮面ライダーBLACK、仮面ライダーBLACK RX - 岡元次郎
仮面ライダーBLACK - 岩田時男
ロボライダー- 金田憲明
バイオライダー - 菊地寿幸
ジャーク将軍、大神官バラオム- 高橋利道
海兵隊長ボスガン - 藤木義勝
機甲隊長ガデゾーン- 北村隆幸
牙隊長ゲドリアン、大神官ダロム - 渡辺実
その他- 中島一恵、喜多川務