『独学リスキリング入門』を読んで
はじめに
前回の投稿でも記載した通り、リスキリングは、企業にとっても個人にとっても非常に大切なことになっている。
常に学び直しを行わないと時代の変化についていけないからである。
リスキリングを促すために、多くの研修を用意する企業も少なくはないが、
結局は自分次第となる点も多い。
そこで、独学でどのように学んでいくことが必要なのか本書を読んで学んだことを記載する。
ゆるっと独学をする
ノートなしで勉強
学ぶにおいてノートを綺麗にとってしまう人が多い。
学校のテストにおいても綺麗なノートを書ける人が、点数が高いわけではなかった。
ノートに書くと覚えなくても安心という心理状態になることが多い。
そのため、すべての人がノートを取らない方が良いわけではないが、
自分なりにどう情報を整理するかを見つけていくことが必要である。
私の場合は、どうアウトプットをしていくかを模索中である。
短めの目標を立てる
独学で行うことの弊害の一つが、自分でスケジュール管理をして学びを勧める必要があるという点である。
そのために、必要なことは、短めの目標を立てることである。
明日、明後日のものから、1週間単位など分けて目標を立てることで、プランが明白となり、独学でもなりたいスキルを身につけるためのロードマップを作成することができる。
子供の勉強と大人の勉強の違い
リスキリングでまずやるべきこと
これからリスキリングに取り組む人が最初にやるべきことは、「自分のキャリアや将来を考えること」である。
そして、現状把握するために、振り返りをすることがが重要である。
よくインプットが重要視されると思われがちだが、日常的な振り返りが重要である。毎日5分程度、今日したこと、今できることを書き出すことを行うべきである。
振り返りの第一目的は、得た経験を抽象化・一般化することである。
これによって、得たものを他に応用しやすくなる。
大人の勉強のポイント
子供の勉強は受け身であることが多いが、大人の勉強は、ポイントは、3つある。
「自分の経験や知識を整理すること」「好奇心や目的意識を呼び出すこと」「時間がないことを前提に行うこと」である。
つまり、目的意識を持ち、どのような立ち回りをするべきか見つけていくことが重要である。