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日々を心穏やかに過ごすための7つのヒント〜最新の心理学研究より

日々の暮らしの中で、落ち込んで何も手につかなくなったり、誰かや何かのことが気になってそのことばかりに囚われてしまったり、怒りが抑えられなくなったり、というような経験はありませんか?そのように心が揺れると大変ぐったりと疲れますし、通常のパフォーマンスが出来なくなり自己嫌悪に陥りますよね。そのようなことを防ぎ、日々をなるべく穏やかに暮らすためのヒントを7つ、以下にお伝えします。これは最新の心理学者の研究に基づいているものです。安心してお読みいただき、実践してみてください。

1. マインドフルネスを実践する

ジョン・カバットジン(アメリカ)
ジョン・カバットジンは、マインドフルネスの達人です。彼が開発したマインドフルネスストレス低減法(MBSR)は、ストレスを減らすための素晴らしい方法として知られています。1990年に発表された『マインドフルネスストレス低減法』という本では、日々のストレスや不安を和らげるために、今この瞬間に集中する大切さが語られています。毎日少しの時間を使って、静かに自分自身と向き合うことが心の平和につながると、体系的に説いています。

2. 感謝の気持ちを持つ

ロバート・エモンズ(アメリカ)
感謝の気持ちを持つことが幸せを引き寄せる、と語るのがロバート・エモンズです。彼の2007年の著書『ありがとうの力』では、毎日感謝のリストを作ることが、私たちの幸福感をどう高めるかを教えてくれます。小さなことにも感謝できると、心が温かく、豊かになっていくのを感じると、伝えています。感謝しようと意識して、そのような視点で周りを見つめ直すことが大事なのかもしれませんね。

3. ポジティブなセルフトーク

ルイーズ・ヘイ(アメリカ)
ルイーズ・ヘイは、優しい言葉で自分を励ますことの大切さを教えてくれる素敵な作家です。1984年に発表された彼女の『ライフヒーリング』では、ポジティブな言葉を自分にかけることで、心が明るく健康的になるとされています。「私は価値がある」「私は愛されている」という言葉を毎日自分に言ってみましょう。続けることで心が軽くなると言われています。これはYouTube等にある、そのようなアファメーション動画を活用されるといいかもしれません。

4. 定期的な運動

運動とメンタルヘルスに関する研究(アメリカ)
運動は心にも体にも良い影響を与えてくれます。特に、エンドルフィンと呼ばれる「幸せホルモン」が分泌されることで、ストレスや不安を和らげます。2000年代初頭の研究でも、運動がメンタルヘルスに良い影響を与えることが明らかにされています。ウォーキングやヨガなど、自分に合った運動を楽しんでみることが、やはり大切だそうです。定期的な運動の習慣付けをすると良いのでしょうね。

5. 人間関係を大切にする

ハーバード大学成人発達研究(アメリカ)
ハーバード大学の研究は、良好な人間関係が幸福感や健康に大きく影響することを示しています。1938年から続いているこの研究では、家族や友人との絆が心の安定をもたらすことが明らかになっています。大切な人たちとの時間を大事にすることで、心が豊かになっていきます。当たり前のようなことですが、これが長く研究されているのですね。

6. 自己反省の時間を持つ

カール・ロジャース(アメリカ)
カール・ロジャースは、自己理解を深めることの大切さを教えてくれる心理学者です。彼の1951年の著書『クライアント中心療法』では、日記を書くなどして自己を振り返ることが、感情の健康や成長に繋がるとされています。自分の心と向き合う時間を持つことがやはり必要で、客観的な視線を定期的に意識的に持つことが重要なようです。

7. スピリチュアルな時間を持つ

ウェイン・ダイアー(アメリカ)
ウェイン・ダイアーは、スピリチュアルな視点での心の平和を説いています。2004年に発表された『意図の力』では、瞑想や祈りを通じて内面とつながることの大切さが語られています。静かな時間を持ち、心をリフレッシュすることで、日常のストレスから解放されると説いています。

いかがだったでしょうか?
よく言われること、耳にすることばかりだったかもしれません。
しかし一見シンプルに思えるこれらのヒントを日常に取り入れることで、心の安定を保ち、穏やかな毎日を過ごせるようになるのだと、専門家が長年研究した結果として、伝えられています。

今一度初心にかえり、これらを素直に参考にして、腹落ちさせ、あなた好みにアレンジして、どうぞ日々を穏やかに過ごしてみてください。
ありがとうございました。

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