秋が来て楽しみたいこと
9月も半ばを過ぎたというのに残暑が厳しい…と、思っていたら急に秋が来た。
朝、外に出ると空気が違う。
自分が住んでいるのは特に日差しが厳しい地域だけど、灼ける感じが和らいだと明確に感じる。
秋がやっと到着したようです。ちょっと遅刻したよね。
読書の秋とか、食欲の秋とか。
昔から、秋になったらコレを楽しもう!みたいなやつあるじゃないですか、あれ誰が言い始めたんでしょう?
自分が物心ついたころにはすでにあったと思うから、少なくとも30年以上は続いている、なに、 伝統?流行?
もし自分だったら、めちゃくちゃ自慢したいですよね。ああ、あれ?まぁ確かに言い出したのは自分なんすけど、なんか、広まっちゃって?
って、イキっちゃって。
自分は読書の秋も、食欲の秋も、しっかり流れに乗って楽しむタイプですが、他にも、この季節に楽しみにしていることがあります。
例えば、田んぼの畦道に出てきた赤い彼岸花とか、オレンジに染まり始めた柿の実とか、わっと増えて舞ってるトンボとか。
外に出て、そういうのを見つけると楽しい。何故か分からないけど、すごく嬉しくなります。特に野葡萄を見つけるとものすごく嬉しい。
知ってますか?野葡萄。つける実の色が薄紫や濃い紫、ターコイズブルーになって、まるで絵本に出てくる実のようでとても綺麗なんです。
(一昨年見つけた時の写真があった!見出し画像に貼ります!)
景色や自然の中に変化を見つけやすいのは春も同じですが、春と秋では移り方が少し違うように感じています。
春は、これから変わるよー始まるよー、という予兆がある。その予兆を感じてまたわくわくするんです。でも秋は、予兆もなくいつの間にか、気づいたら変わっている。静かに変化して、自分が目を向けてやっと、あっ!見つけた!と変化に気づける。
そんな移り変わりを、まるで宝探しのように毎年楽しんでいます。
これから秋本番です。好きそうな本を探して、美味しいものを食べ、季節の変化に目を配りながら、日々を過ごしていきたいですね。
今年も野葡萄見つけれるかな〜