![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154396005/rectangle_large_type_2_450ebdaf94ab1766cb7dcd63e17906a7.jpeg?width=1200)
ダンディなミュージシャン
私はダンディなミュージシャンを目指している。
ダンディとは趣味を重視し、無頓着を装って
自らに陶酔する精神である。
例1
ダンディなミュージシャンは
間違えた音を弾いても、テンションだという
Cコードである場面でE♭音を弾き
それは間違えだと指摘されても、
余裕ある態度で、
「可能性を求めて♯9弾いてしまったよ」
という。
例2
ダンディなミュージシャンは演奏中
どこを弾けば良いのかわからなくなり
いわゆるロスト状態に陥ったときはこうする。
KEYのレをロングトーンで弾き
自己陶酔する。
(レはダイアトニックコード進行なら事故率低下する)
例3
ダンディなミュージシャンは
セッションで決まった曲が知らない曲でも
譜面すら要求しない。
何のコード弾いてるのかなぁと
探りもしない。
ソロの番が回ってきたら、
ペンタで音数の少ない
事故らないフレーズを弾き
曲が終わったら感謝を述べ席に着く。
例4
ダンディなミュージシャンは
チューナーを忘れても電話の待ち受け音が
Aの音であることを頼りに、さらっとペグを回し
チューニングを終える。