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「かして」って言わせたい

お友達がご主人と3歳の子を連れて
遊びに来た。

おもちゃで遊ぼうとすると、
お母さんは
「待って待って。
おもちゃを借りる時は何て言うんだっけ?」

お子さんは、下を向いて言葉発せず。

そこにパパも参戦。
「◯◯ちゃん。言えるよね?」

お子さんの目からは、
涙がぽろぽろ。

その間、
私も、夫も、うちの子どもたちも
「どうぞどうぞ」
「自由に遊んでねー」
「そんなそんな」
「いいんだよ、遊んで」

ヨソのお宅の
教育方針を否定しないように
気をつけながらも、
きちんとしなくていい家
であることをアピール。

結局、涙目のまま
「か、し、て、、、」

「言えたね!」
「よーし、よく言えた!」

パパとママはとても満足げ。


今まで、
たくさんの子どもたちがうちに来たけど、

玄関からだーっと
おもちゃの部屋に走って行って
おもちゃ箱をひっくり返すように
飛びつく子もいれば、

最初は少し遠慮しながら
おもちゃ箱に近づく子もいて、

そんな子はもう
「おもちゃ借りてもいいですか?」
って
顔に書いてある。

砂場でのお砂場道具の貸し借りを見ていても
ブランコの貸し借りを見ていても
感じるのだけど、

無理矢理「貸して」を言わせることに
どれだけ意味があるのだろう。

まずはパパとママが
他のパパやママとたくさんコミュニケーションをとること。


「わー◯◯ちゃんのおもちゃすごいね。
面白そう。
借りていいの?」

「良かったね」
「楽しいね」

みんなが気持ちが良くなる
言葉を発していたら、
みんなが良くしてくれる。
みんながリラックスして過ごせる。

そんな経験が子どもには必要です。

そして気長に待っていると、
子どもが自ら
「これ借りていい?」とか
「ありがと!」とか
言い始めます。

「かして、しようか」
の一言はもちろん大切です。

でも、できるまで許さない、
になってしまっていないか、

子どもになぜ
教育しているのか、

時々振り返ってみましょう。

しつけをしているという
安心感?
満足感?
教えないと、知る機会がないと思っている?
常識がないと思われたくない?

子ども同士の学びを信頼しましょう。

親の表情、声色、言葉のチョイス、
全て、
子どもは見ていますよ。

お父さん
お母さんが
できていれば
大丈夫。






昨日の昼ごはん


あすけんアプリに
食事の写真を保存するおかげで、
これは多すぎるということに
食前に気づけるようになりました。

少しキレイに撮れたので載せます😚

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