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友達ゼロになった結果

「友達ゼロ」になるのって、めちゃくちゃ怖くありませんか?「この人とずっと関係を築きたい」より「ぼっちになること」にひたすら怯えて友達関係を維持し続けてきた私が遂に「友達ゼロ」になった結果、どうなったのかをお知らせします!


1.友達ゼロになった理由

私は独身女性です。なので友人が結婚をしてライフステージが異なったことが原因かというと、そうではありません。(少子化を証明するが如く、私の周りには独身の男女がわんさかおります)。
理由はずばり、「長年の違和感についに我慢が出来なくなった」です。マウント、トゲや含みのある言葉、気のせいかもしれないけれど度々感じる見下し、陰口、約束の時間に遅れたり相手の都合ばかりを重視される等の大事にされていない感覚などなど…思い起こせば学生時代から決してなくはなかったそれらが、社会人になってから年々増えて、最後は会うたびに感じるようになってきた気がします。その他の理由を上げるとすれば、会う機会は幾らでも作れるのに会う気が全く起きない、義務感で会う、誘いを断りたい、切る程では無いけれど会う程でも無い…これらが長年続き、「本当はもう会わなくてもいいんじゃないか」と思っていることに気づいたからです。じゃあ何故これまではこんな想いを抱えても友人関係を続けてきたのか?
それは、「ぼっちになることが怖いから」です。

2.友達ゼロになった結果

それが本当に友達なのかは別として、友達から嫌なことをされた経験のある人って、実は少なくないような気がします。私も「ぼっちになること怖いから」、そして「相手の長所を見よう!」、「私にだって短所はあるのに友達でいてくれてるんだから」と長年我慢を続けてきた結果、ついに「もう無理…」となりました。また、それと同時に長年続けてきた惰性だけの人間関係も、いわゆる「断捨離」をすることにしました。
その結果…
思っていたような孤独と恐怖は全く襲ってきませんでした(笑)
そして街行く人や職場で出会う人々は、私がぼっちかなんて全く分かりません(笑)
これはこれから友達ゼロになる可能性のあるぼっち予備軍の方々を軽々しく励ます為では決してなく、マジで本当に今までの多大なる気苦労を返してくれと言いたいくらいに寂しくなんてありませんでした!!
だって冷静に考えてみて下さい。
(私だけ冷静に考えられてなかっただけかもしれませんが)
マウントを取ってきたり、こっちに楽しい出来事が起こる度にいちいちチクチク言ってくるような人がいなくなって、本当に寂しいと感じるのか?「それでも孤独になるよりは…」とのこのこ会いに行ってしまった結果、毎回嫌な思いをしているじゃないか!!
…ちょっと熱くなっちゃいました(笑)
私もぼっちになった途端に閉ざされた世界に身を置き世界中の人達から可哀想な目で見られる孤独な番人みたいになるのかと思っていましたが、行きつけのカフェのお姉さんは私がぼっちになる前となった後と変わらぬ笑顔でメニューを聞いてくれますし、全く孤独じゃありません(笑)
学生時代に無理して合わない人と一緒にいたり友人関係を何とか長く持続させようと必死だったあの頃の自分に、「そんなに気苦労をしなくても大丈夫だよ」って安心させてあげたいです。
そんなこと言われてもまだ不安…もしそんな風に思っている方がいらっしゃったら、ぼっちを怖がる小鹿のようなあなた様に具体的に私の感じたぼっちになってからのメリット、デメリットをお伝えしようと思います。

3.ぼっちになってからのメリット、デメリット

ぼっちになってからのメリットは、
①人間関係のストレスがマジで消えた
②思い出しイライラがなくなった
③お金が貯まる、時間も余る
④自分を好きになる
この4つ、人生を生きる中でかなり最強です!プライベートで他人から嫌なことを言われなくなるんです(笑)マウントや嫌味を言われてその時は気が付かなかったけど後で気が付いてお家でイライラ…なんてことも起こりません(笑)なので夜はよく眠れるしお肌に
ニキビもなくなりました。交遊費も皆無なのでその分推しごとや美味しいご飯に回せますし、無理して人に会っていた全ての時間が趣味や筋トレに回せます。そしてそういう生き方をしてると心の余裕が半端なく、好きなことして好きな物にお金を使えるのでめちゃくちゃ自分が好きになります!!
しかし勿論デメリットもあります。それは、
①実家の親から友達のことを聞かれるとちょっと気まずい
②どうしても行きにくい場所は出てくる
③在宅勤務の方は人との会話が減る
④たまに寂しくなる
ただ、これが果てしない孤独を招くかというと、そんなことはありません。
親から友達の近況を聞かれても「元気そうだよ」でいいと思います。
一人で行きにくい場所は確かにありますが、逆に人を誘いづらい場所もありますし(高いチケット代を払って付き合って貰うライブ等)、あなたが一人で行きにくい場所をぼっちでトライしてる人はきっといるので、X等で検索して強い意志でぼっちを貫いている諸先輩方から勇気を頂いてトライするのも楽しいかもしれません(私は一人焼肉、一人夢の国は余裕で一人ボーリングは勇気がいりますが、ぼっちで楽しんでる方はいらっしゃいます)。
会話が出来なくて寂しくなったら、私はカフェや銭湯に行ったりマッサージに行っています。店員さんに挨拶をしたり、会話は無くとも常連さんを見るだけで孤独感はなくなります(案外向こうもそうかも?)。マッサージは20分程度でも人の手に触れてもらうと安心します。

4.ぼっちが私の人生にもたらした結論

ぼっちになったことが私の人生にもたらした結論は、
①無理して引き伸ばしている人間関係は私に何ももたらしてはくれない
②ぼっちになることは怖くないしぼっちになっても殆ど変わらない
③どちらが悪いとかではなく、縁が切れることは大いにある
④世間は友達の有無に固執し過ぎではないのか。別に友達がいてもいなくてもいいのではないか。趣味や動物、芸術や文学、ファッションが「人生の友達」でもいい!

ぼっちになってみて、友達の有無にこだわるより、毎日心地よく楽しく心を健康に過ごすことの方が大切だったと実感しています。「友達100人できるかな」の呪縛に囚われて、自分の心が疲弊して心の平和が保てなくなっているのに無理して友達の関係を続けなくてもいいんじゃないかと思います。
また、どんなに細心の注意を払っても、大人になると自然と縁が切れていくこともあります。学生時代には感じなかった価値観の違いが浮き彫りになったり、自分が相手と関係を続けたくても相手の精神状態や生活環境で切れてしまうこともあると思います。
そこに一喜一憂しなくてもいいんじゃないのかなって思います。
友達って、人生を彩る沢山の要素のほんの一つな気がします。悩みの大半が人間関係とも言われていますし、あなたがもし孤独になることを恐れてモヤモヤする人間関係を続けていたり、友達との関係がなくなってしまうことに怯えているとしたら、こんな生き方で案外楽しめているぼっちもいるよ、とちょっとだけ知って貰えたら嬉しいです!
そして人生100年時代、もしかしたら80歳くらいで本当に素敵な友達が出来るかもしれません(私の祖母の実話です)。

読んでくださりありがとうごさいました!
あなたが読んでくれていると思うとぼっちでも孤独ではないです(笑)

以上です


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