かけだしデザイングループの2023年ふりかえりと2024年にやりたいこと
本年もよろしくお願いいたします!
2023年は、QUICKデザイングループ本格始動の年でした。
タスクを通して社内のさまざまな部署とコミュニケーションを重ねるなかで、デザインを浸透させていく上でのさまざまな課題点もみつかりました。
体制であったり、リソース不足であったり、いままでモヤモヤと漂っていた課題の一つ一つを言語化することができました。
言語化できたら解決策は抜群に立てやすくなるものです。
来年以降もインハウスデザイングループとして活動していくための足掛かりになるような、五里霧中から多少霧が晴れて、ちょっと勇ましい気持ちで進んでいけるような、大切な一年になりました。
グループとしての一体感(というか、グルーヴ感というか…)もますます強まり、楽しく活動できたのではないかと思います。楽しいのが一番大事!
2023年の取り組みと2024年やりたいこと
デザイン相談窓口
「デザイナーという存在を知ってもらい、警戒心をといてもらう」という目的で開設した、社内のデザインの困りごとを相談いただくデザイン相談窓口。
開設から5カ月で59件のご依頼があり、高い評価をいただくことができました。
UX/UI、チラシやバナー、展示会のブースデザインなどジャンルは多岐にわたり、たくさんの部署の方と交流することができました。
社内の人に活動を知ってもらうぞ!という目的で、Google siteという縛りがあるなか、PR用に社内サイトにも力を入れました。デザインがあるとこんなにいいことがある!ということを発信し続けています。
2024年も社内の人といっぱい交流するぞ!
プロダクトデザインガイドライン
QUICKにあるたくさんのプロダクトを「QUICKブランド」として認識してもらえるように、「プロダクトデザインガイドライン」を社内公開しました!
もちろん、デザインガイドラインは、常に修正を繰り返してブラッシュアップしていくものですが、その元となる、ベースのガイドラインができました。
まずは
・プロダクトデザインガイドラインを使っていただきたい…
そしていつかは…
・デザインシステムとして運用したい…
という野望があります。
このガイドラインを整える前に、自社プロダクトのリサーチやヒアリングを重ねました。すごく魅力的な機能なのに、UX/UIが……というプロダクトを知ることもでき、なんとかしたい!という気持ちがさらに強くなりました。
また、後日、別記事で書きたいのですが、
他社のデザイナーさんと交流する中で共通の課題として話題によく出るのが
「定義された環境が長年変わっていない問題」です。
Google推奨の画面サイズやフォントサイズでデザインすると、10年以上前の仕様に修正が入るというものです。
いろいろな会社で理由はかなり共通しており、おおむね
「偉い人は(お得意様は)古いPCを使ってるから変えられない」です。
しかし、「本当に、偉い人はあまねく全国で10年以上前のPCを使っているのだろうか…?」と、デザイナー数人で「これってどうにかならないんですかね~」と唸ることになります。
専門性の高い業種のPCが据え置きなのはわかるのですが、本当にみんな昔のPCを使い続けているのだろうか?
という疑問を持ちつつ…解析や調査を進められたらいいな~と願っています。
プロダクトにもっと関わりたい
「デザイン」というフローを定着させたい
会社のなかで、我々デザインGが、いったいどこに、どのような形で存在すればいいのかも、メンバー間で繰り返し考えてきました。
今年も、デザインが入るとこんないいことがありますよ!というのを、ロジカルに訴えていきたいと思っています。
そして、新しい仲間もほしい…フロントエンドエンジニアの助けがほしい…
QUICK Data Design Challenge 2023
データのリーディングカンパニーQUICKのなかで、デザインの力、表現の力でなにができるだろう?という問いのもと、デザインG主体で始まったAward「QUICK Data Design Challenge 2023」。
分かりづらさの壁を越えて、誰もがデータから自由に学びを得られるようにできないだろうか?そんな問いにデザインの力で答えを作っていくために、
データから読み取れる内容を、クリエイティブなアイデアで表現する作品を募集しました。
なんと176点もの作品が集まり、大成功に終わりました!
審査員の皆さま、協力会社のクリエイターの皆さまのおかげで、新しい視点や考え方に出会うことができ、大変学びになりました。
11月には社内研修、12月にはMEET UPも開催しました。
ゲストの方のインプットトークやワークショップに加え、クリエイターの方々との交流や知見の共有もすることができ、とても有意義な会になりました。
データビジュアライゼーションの取り組みを今年も継続していきたいです。
おわりに(2024年のはじまりに)
本格始動しはじめのチャレンジングな部署ということで、かなり自由に動かせていただいています。
デザイングループが誕生するまでにたくさんの人が行ってきた様々な積み重ねに感謝を抱きつつ、常に「問い」を持ちながら、のびのびやっていきたいと思います!
この記事を読んでご興味を持った方、いらっしゃいませんか?
2024年は、仲間をふやしたいな~!!!!
▼デザインGの活動を見てみる
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