教員辞めて移住しました。
10年間続けた中学校の教員を退職して、早くも一ヶ月ちょっと経ちました。
「教員を早期退職」と言うと、「教員大変だもんね。精神的に辛かったのかな。」と思われるかもしれない。あんなにニュースになってるし。
でも私は有り難いことに、とても元気なまま辞めている。ご飯ももりもり食べている。給食食べなくなって痩せるかなぁとか思っていたけれど、そうでもない。笑
元気だからこそ、教員仲間、特に先輩からは「辞めるのはもったいない」と言われるし、親は娘の退職が残念だっただろうなと思う。
もちろん(?)精神的に病みそう(ちょっと病んでた)ってくらい辛い時期は何度もあったし、かなりハードな仕事だと思う。
でも、その度に周りの先生たちに助けてもらった。間違いなく周りの先生たちのおかげで、こんな私でも10年続けられたんだと思う。今も、現場の先生方にはリスペクトしかない。
それに、子どもたちは可愛い。私は特別「子どもが好き!」という理由で教員になったわけではないのだけれど、それでも可愛かった。もちろん可愛いだけではないけど。笑
そんな私が教員を辞める決意をした理由は、また別で書こうと思う。
簡単に言うと
①好きなところに住みたかった(公立教員である限り難しい)
②納得いかないことが多かった(時間外勤務…)
③一般企業で働いてみたかった(テレワークへの憧れ)
ただ、教員をしていると、早期退職する人はほとんどいない。
だから、私も1年前くらいまでは「育休産休をとるまでは頑張って続けよう」と思っていたし、たぶんそういう人は多い気がする。
実際に私の同期はみんな、結婚して、子どもを産んで、産休育休をとって、地元に家を建てている子がほとんどで、それが当然って空気。
でも、これがなんだか窮屈で。
「結婚はしたけど、子どもは絶対じゃない。まだ他の仕事してみたいし、他の土地にも住んでみたい。」っていう自分もいたし、
「せっかく公務員っていう安定した立場なんだから、今のうちに子ども産んでおいた方がいい。育休取れた方が得。」っていう自分もいた。
でもずっとモヤモヤしている私に、旦那さんがドンと背中を押してくれた。
「やりたいことあるなら今行動しないと後悔するかもよ?だめだったらまた戻って来ればいいじゃない」
なんと有り難いお言葉…!(旦那さんはテレワークのお仕事のため全国どこでも移動可。私の仕事の都合で私の地元に住んでおりました。)
と、いうわけで
ちょうど3年間みた生徒たちを送り出したタイミングで、腹をくくって退職。
そして、大好きな京都に移住!
今は、一旦学校現場から離れて、社会経験積んでみようと転職活動中です。
今のところは後悔していないけれど、ひょっとすると後悔しちゃうときがくるかも。そんなところも、ありのままを書けたら。
noteに書く目的は
①人生のターニングポイントだから気持ちを残しておきたい
②同じように迷っている教員の人の何かヒントになれば嬉しい
③京都移住暮らしを記録しながら楽しみたい
今は何の肩書きもない、何でもない自分。
これからどうやって生きていくか悩みながら、かっこつけずに記録していけたらいいなと思います。