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「肝」ってどこ?

みなさん、肝(きも)ってどこか知ってます?
肝にめいじるという、あの「肝」です。
私は、「肝」って、男の人のお大事なところだと思っていました。
これって私だけなんでしょうか。
という恥ずかしい話です。
 
 
何か大切なことがあって、それを「忘れないように肝に命じます」と書こうとしました。
そこでふと思ったのです。
あら、これって男の人のお大事なところに忘れるなと命令するのね、女の人はどうなのかしらと。
それで、ちょっとおもしろそうと思い調べてみました。
 
スマホに「肝」と入力した途端、予測変換で「肝をつぶす」「肝を冷やす」「肝をすえる」と「肝」に続く慣用句が出てきました。
つぶす、冷やす、すえるぅ?
えらいこっちゃ。
男の人のお大事なところ、
つぶしたり冷やしたりすえられたり、えらいこっちゃになってる。
あろうことか「焼く」なんてのもあります。
女の私にはその痛みは想像すらできませんが、きっとつぶしたり冷やしたり焼いたりしたら失神ものの痛みなのだろうなと想像はどんどんふくらんでいきます。
 
おまけに肝に命じる。
まちがえてましたね。
本当は肝に銘ずる。
刻むらしいですよ。
大切なことを刻みつける。
彫刻刀みたいなもので?
うわー、痛い痛い痛い。
変なところに刻みつけないでほしい。
 
と散々悶絶したのですが、さらに調べていくと「肝」って肝臓だっていうじゃありませんか。
または内臓。
果ては、人間の精神や心の中ですって。
肝臓から転じて「心や本質」、と書いてあるものもありますが
転じますか?
肝臓から、
「本質」へ?
 
それにしても、もとは肝臓だったのね。
肝臓を刻んだりつぶしたり冷やしたりしたわけですか。
肝臓。
そんなに慣用句がばしばしできるくらい人気ですか? 肝臓。
だったら男の人のお大事なところの方が人気じゃないですか。
人気という面でいうと。
 

人気とは🤔
 

結論
「肝に銘ずる」の「肝」は、男の人のお大事なところではなかったのでつまらない。
 

 
今回はあほと無知と妄想のとんでもないエッセイになりました。エッセイというと主張とか言いたいこととかそういうものを書く文章のことですが、この記事の主張とは、
 
あ、ひとつありました。
 
肝臓は大事
 
です。
ではみなさん、さようなら。
 
 
 
 
エッセイを締めたところで思い出したことがあります。
 
肝っ玉

あの「玉」って何ですのん?

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