「ふったらどしゃぶり」6話までの感想と原作について。
原作と同じくらい好きになれる映像は初めて。
まず、ドラマ版の物語の軸になる主演2人含む4名の顔がいい。
この物語ってなんか現実離れしてるようで身近にありそうな話なのが引き込まれる理由なのかも。
主演の顔がいい。演技もいい。
一顕を演じる武藤潤くん、整を演じる伊藤あさひ君。いい。顔も演技も。
未成年の謙信くん(ワンエン)もEBiDAN。武藤潤くん(原因は自分にある。)もEBiDAN。
EBiDANすごいねー。スターダストすごいねー。
武藤潤くん演技お上手。今まで存じ上げませんでしたが美しい顔してるねー。あさひ君は何度かドラマで拝見していたけど、今回の役ははまり役と思う。線が細くて儚げな感じが整とマッチしてる。
暗すぎず明るすぎない。現実的な物語。
同性の幼馴染に叶わぬ恋(本当は両想いなのが切ないんだけどね)をしている半井整と、結婚まで考えている彼女と同棲しているけどセックスレスに悩む萩原一顕。メールの誤送信から始まって遂には一夜を共にしてしまうんだけどその流れがなんか自然。
お互い誰にも言えない悩みを唯一打ち明けられる存在で、二人の気持ちがもう限界って時にお互いに会いたくて、結果こんな関係になってしまったんだけどなんかわかるなーって思ってしまった。
きっとお互いにこういう関係になる前にすでに惹かれ合っていたんだと思う。
原作のセリフが最大限に生きている
原作で好きなセリフがドラマでもくまなく使われているっていうのが個人的な感想。
好きなセリフたくさんあるんだけどやっぱり一番は、かおりとの話し合いの時に一顕が言ったのこのセリフかな。
「好きな人ができました。別れてください」
一顕、整のことやっぱり好きになっちゃったんだね・・と思うと同時に一顕の男らしさと潔さを感じたセリフ。
(原作ではこのセリフを言った後に一顕はかおりにびんたされる。)
性別なんて関係なくて、もう気持ちは整にしか向いてなかったんだと思う。
浮気がかおりにばれたときに真っ先に整に電話しに行っている時点でもう気持ちは決まっていたんだよね。
監督は「ジャックフロスト」の監督も手掛けた高橋名月さん。
これで納得した。このドラマが好きな理由。
私、ジャックフロスト大好きな作品で(ジャックフロストは完全オリジナルストーリーだったはず)今回のふったらどしゃぶりも監督も高橋名月さんと知りこの作品に引き込まれる理由が分かった気がしました。
ありふれた日常に隠れている「愛」を表現するのがとてもうまいお方だなーっと。
たまたまだと思うけど、ジャックフロストは「雪と冬」でふったらどしゃぶりは「雨」なのね。
ジャックフロストもいいんだよねー。その話はまた気が向いたらさせてください。
原作の「メロウレイン 上下」は何度も読みたくなるお話
本編の二人の出会いのその後の物語なんだけど、ほんっと日常でそれがいい。二人がお互いを好きな気持ちがずーっと一定なので読んでいて安心だし二人の日常を覗けている感じがまたたまらない。
「この人だから好きになった」っていう感じが私はすごく好きで、男だから女だから・・ではなくたまたま好きになったのがお互い同性だっただけの二人。
この幸せな日常がずっと続いていくんだろうなと思わせてくれる素敵な作品で何度も読み返して幸せな気持ちになっています…。
ドラマは来週が最終回ですね。全7話は短いなーって思うけど原作もそんな長いお話ではないし妥当かな。
欲を言えば未成年みたくアフターストリーほしいな。「メロウレイン」ファンとしては。
未成年に続き素敵な作品に出合えて感謝です。
それにしても未成年人気すごいねー。
でもなんであんなに中華圏ばっかりで雑誌やらファンミやらやるのかね？
せめて原作の韓国ならまだ腑に落ちたけども。
まぁでも正直日本より雑誌のコンセプトうまいし結果よかったのかな？
でも日本でもファンミしてほしいよねー？日本人だし。笑
少々話が脱線しましたが、ふったらどしゃぶりの最終回たのしみでございますー！