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アラフィフひとりお散歩 お抹茶をいただける東京都内お茶処3選 

毎日、せわしなく生きていると、時間があっという間に経ってしまいます。仕事や家事、育児に追われ、自分の時間も持てず、気づくとやりたかったことが置き去りに......。そんな時、たまにはゆっくり、緑の中でお抹茶をいただいて気分転換してみるのはいかがでしょう?

風味豊かなお抹茶と目の前に広がる緑で、自分に優しい時間を過ごすのに適しているお茶処を3選ご紹介します。※いずれもお茶処利用時は施設の入館料・入園料が別途必要となります。

東京国立博物館内 TOHAKU茶館

こちらのカフェは上野にある東京国立博物館の裏手側にあり、知る人ぞ知る庭園の茶屋『応挙館』です。茶人として有名であった三井物産の初代社長の益田孝氏より寄贈され、現在は日本産にこだわった食事やお酒、飲み物が楽しめるカフェとなっています。

土日やイベント時は並ぶようなので、お時間に余裕をもってお出かけください。この日は茶席は縁側か屋内か選ぶことができ、縁側が空いていたので、迷わず縁側の席をお願いしました。

縁側に座り足をぶらぶらさせながら、木漏れ日と静寂の中でのひととき。お抹茶とベイクドスイートポテトブリュレをいただきました。贅沢な空間で贅沢な時間を堪能できました。

お抹茶とベイクドスイートポテトブリュレ(Foodieアプリを使用して撮影しました。)

その後は庭園を一巡りし、蓮の池を眺め、博物館内を見学して回りました。日本で最も長い歴史を持つ博物館で、美術、考古等さまざまな所蔵品は12万件を超えます。本館、東洋館、平成館など見どころは多岐に渡り、一日中楽しめる博物館です。

東京国立博物館裏手の蓮の池

東京国立博物館

六義園 吹上茶屋

都心のほぼ中央の文京区にある「六義園」は、元禄8年(1695年)に5代将軍・徳川綱吉の下屋敷として柳沢志保(やなぎさわ よしやす)が作り上げました。7年の年月を経て完成した江戸期を代表する大名庭園であり、国の特別名勝にも指定されています。

明治時代に入り、岩崎彌太郎氏(三菱創設者)の所有になってから、東京市に寄付され一般公開されるようになりました。春のしだれ桜、秋の紅葉が美しい頃に開催されるライトアップイベントも大人気です。

吹上茶屋では、お抹茶と練り切りのセットが1,000円でいただけます。

お抹茶と練り切りセット(Foodieアプリを使用して撮影しました。)

透明感あふれる大泉水が眼前に広がり、木々や雲を水面に写しています。時折訪れるサギや亀にも癒されます。高台に上って六義園全体を見渡したり、渡月橋や土橋を渡ったり、散策場所はたっぷりあります。

六義園吹上茶屋からの風景

六義園

旧岩崎邸庭園 和館茶席

上野駅に近い旧岩崎邸庭園は明治29年(1896年)に岩崎彌太郎(上記六義園の元所有者)の長男、三菱第3代社長の岩崎久彌氏の本邸として造られました。洋館と和館と撞球室が見学可能で、洋館南側の列柱の並ぶバルコニーからは広々とした庭園を臨むことが出来ます。

旧岩崎邸正面画

洋館は英国人のジョサイア・コンドル氏が手がけ、随所にジャコビアン様式の見事な装飾が見られます。放映されていたビデオによると、建築物は「天井と暖炉」を見ることで、この館のどの部屋が一番重要なのかが分かるとのこと。

なるほど!でも、一番重要な部屋以外も全部屋が素敵でした。

洋館との巧みなバランスを保つ和館の茶席に行ってみると......赤じゅうたんが敷き詰められた和室に通されます。ミニ座布団の上に腰を下ろし、贅沢に造られた書院造りの邸宅と、小庭を堪能しつつ、お抹茶と数量限定のキャラメルシュークリームを味わい幸せ最上級!

お抹茶と数量限定キャラメルシュークリーム(Foodieアプリを使用して撮影しました。)

旧岩崎邸庭園

まとめ

今回は東京都内の私のおススメお茶処3選を紹介しました。街中で手軽に飲める抹茶ドリンクではなく、自然の中で茶器に注がれたお抹茶を味わうのも一興です。

アラフィフともなれば、更年期障害にも悩まされ、体の症状だけではなく気持ちにも乱れが生じてくるお年頃。そんな時は無理せず一人時間も大切に過ごして、気分転換にお散歩しながら、お抹茶処で心身ともに一息つきましょ。

おまけ:都立庭園紅葉めぐりスタンプラリー

第17回都立庭園 紅葉めぐりスタンプラリーが開催されております。秋深まるこの時期、スタンプラリーを楽しみながら、お抹茶で一息つくのも良いかもしれません。おススメです。ちなみに2つ目の六義園と、3つ目の旧岩崎邸庭園はスタンプスポットです。

都立庭園紅葉めぐりスタンプラリー 期間は2024年10月12日(土)~12月8日(日)


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