いつもと違う選択肢
起業して12、3年。サービスが当たり、成長段階に入ったころ一冊の本に出会った。
バカでも年収1000万
という本だ。
多分今読んでも強烈な内容だと思う。
その証拠に?この後バカでもとか、高卒でもとか、アホでもなどの類似タイトル本が増えたからだ。
内容も強烈で、そのうちの一つの
超速行動
という言葉は会社の三精神(価値観)に盛り込んだくらいだ。
超速行動について簡単に説明すると相手から何らかの依頼があった時に相手が想定する速さを越えてリプライする
というだけの事だ。
なーんだ、そんなことかと思われるかもしれないが、実はめちゃくちゃ大きい事だ。
成功するための常套手段の一つに大量行動があるが、大量に行動するには時間がかかる。
能力を高めるのも時間がかかる。
質の高いアウトプットも簡単には出来ない。
そんな中で、質はおいておき、速くリプライするは、誰でもできる成功するための行動の一つだ。
早く見積もりが来る、早く返信がくるは相手への誠意だ。
そして中身のない脳みそをどれだけ時間をかけても質の高さは生まれてこない。
バカは超速行動が唯一質の高さや能力の高さに太刀打ちできる行動という事だ。
前の会社では見積もり提出の理想は15分以内。
業界の他社は普通に1週間とかかかっていた。
負けるはずがなかった。
この著者とは同じ出版の師匠でお会いすることもあり、著者と絡むためにサウジアラビアやシリア、パリまで行ったりした。
その後色々あり、疎遠になってしまったが、この本、著者からの学びは人生において大きかったと感じているし、感謝もしている。
この本に書かれている別の成功法則として
いつもと違う選択肢を選ぶ
がある。
人間はついついいつもと同じ行動、メニュー、道を選んでしまう。
中野信子さんが言う所の難しい言葉でいうと
新規探索性が低い
ということだ。
毎週木曜日にいつもと違う選択肢を選んでみましょうと書かれていた。
新規探索性は高い方だと思うが年々弱まっているのも感じる。LINEのリマインドアカウント、リマイン君に毎週木曜日に
いつもと違う選択肢
と入れていて、今日もしっかりリマイン君はリマインドしてくれた。という事で絶対に選ばないランチの選択肢、サブウェイでランチした。
最近ワタミが買収して気になっていたのもある。
11時30分前だったが、まあまあ人が入っていた。
サンドウィッチとポテトとドリンクで1000円弱。
うーん、やっぱりなんか割高感がある。
それがわかっただけでも良いのかもしれない。
毎週木曜日は小さくいつもと違う選択肢を選びつづけてみようと思う