見出し画像

青の誘惑 タイルにみる青の世界

セラミックパークMINOで開催中の国際陶磁器フェスティバル美濃2024に行くついでに、同じ多治見市にあるモザイクタイルミュージアムに行ってきました。

もともとタイルが好きで、常滑市のINAXライブミュージアムにも何度か行ったのですが、こちらのモザイクタイルミュージアムは初めて行きました。

外観。大きくカーブした歩道を歩いているだけで、ほっこりします。

このミュージアムのある笠原町はモザイクタイルの生産が盛んだったそう。展示の中には笠原町のタイル産業の年表があり、海外へ輸出していたり、高い関税に苦しんだりと、今に続くタイル産業を知ることができました。

階段で4階まで上がって、順番に降りていく鑑賞スタイル。4階は光射す明るい空間の中で、昭和レトロなタイルの洗面台や壁画、お風呂などが展示されていました。

レトロで可愛いお風呂

3階にはタイル産業の年表とタイル製造の機械が展示されており、タイルが製造・出荷されるまでの流れを紹介する動画も流れていました。

企画展「青の誘惑 タイルにみる青の世界」もこのフロアで開催されていました。
青いタイルといえばサマルカンド。死ぬまでに一度は行ってみたい!と思いを馳せながら、まずは目の前にある素敵なタイルを鑑賞。

タイルの型と青いタイル。一つでも並べても綺麗。
青いタイルで囲まれた小部屋。
縁が金色のタイル。
模様と深い青が不思議な雰囲気を醸し出してます。

2階はタイルを使った生活空間の提案ブース。タイルのキッチンやお風呂、可愛いお部屋がモデルルームのように展示されていました。

壁のお花と円形のタイルの壁飾りが可愛い
いろんなタイルを散りばめて作ったハートマーク
ハートの中のいろんな種類のタイルはミュージアムショップで買うこともできます

1階にはミュージアムショップと体験ブース。体験ブースは友達同士や家族で作業する方で賑わっていました。

タイルで全面を飾られた車。「かさはら大好きタイル」とあります。ホイールにもタイルが貼られていて徹底されていました。

芸術作品としてのタイルを鑑賞するというより、少し前の時代から今に続く日常使いのタイルに触れるという身近な展示でした。
ミュージアムショップに売られていたタイルも可愛くて、小さい紙コップにタイルを詰め放題できるのをやろうか迷い、自分のセンスのなさを思い出して断念。友達や家族とキャッキャ言いながら選ぶのも楽しそうでした。
次回は誰かと一緒に来てもいいかもしれません。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました😊

いいなと思ったら応援しよう!