見出し画像

蜂に刺されたけど腫れなかった話


蜂が元気に飛び回る季節ですね




もうずっと前から蜂が台所に入ってくるのは当たり前になっていて、いつも「あらいらっしゃい。また来たの?」と声かけ、あまりに長居されると「そろそろお帰りの時間ですよ」と話しかけてます😁ので、怖いと思うこともあまりありませんでした。

ところが先日、外のプランターの近くにサンダルで踏み出した途端、極細の縫い針が踵に突き刺さったのかと思う様な鋭い痛み。直後に🐝さん(おそらくアシナガバチ)がブーンと目の前を飛んで行きました。ついに蜂に刺される日が来たのかとちょっと感慨深い😅。何年振り?20代の頃にデートに出かける直前😆に刺されて以来でした。よく注意もせずサンダルで不用意に草の多いところに近づき、蜂さんを刺激する所に足を踏み出してしまった事を大いに反省。


アシナガバチ 足長蜂 paper wasp    Polistinae


蜂にうらみは感じないものの、やはり強烈な痛みからくる不安や蜂に刺されてしまった‼︎と言うショックはそれ相応に感じましたし、前回からずいぶん時間が経っているとは言えアナフィラクシーが一応頭をよぎりましたが、心を落ちつかせて足裏を見てみたら、痛みと周辺皮膚の発赤以外には特に症状は何もない。あれれ〜、老眼の目にはどこを刺されたかもわからな〜い😆ほどでした。


処置の仕方



でもとりあえずなんらかの処置はしなきゃと思い、すぐにTwitterの内科医KAITO先生のアドバイスを思い出し、最初の一手は、冷やすのではなく湯を掛ける方を選択しました。元々ホメオパシー的発想から「火傷には熱めの湯」と言う処置をずっとしてきておりその効果が絶大であるのを知っているので、火傷の場合の作用機序※1は虫刺されの際の作用機序とはおそらく違うんだろうけれど、KAITO先生のアドバイスは抵抗なくすんなり頭に入っておりました。




ただKAITO先生のアドバイスを細かく覚えていた訳ではなかったので、1分くらいちょっとだけ熱めのお湯を掛けただけ😆なのと、その後念の為にホメオパシーのレメディも2回摂り、蜂蜜も摂取しましたので、今回行ったたった1分ほどの熱めのお湯の処置自体の効果がどれほどあったのかはわかりませんが、結局その後も一切腫れる事なく2時間後くらいには痛みもほぼ消えていました。

40年前の時は、すぐにぷっくりと赤く腫れたのをなんとなく覚えています。細かい事を言えば、肩付近の背中と踵付近の足の裏という違いがあったこともありますし、蜂刺され後の症状が一般的にはどうなのかよく知らないので、もしかして場所によっては発赤くらいで済むのが(戦前の食事をしていた人ならば)普通だったのかも🤔とも思わないでもないのですが…。蜂に刺されたことのある方々のご経験はいかがかいくつか尋ねてみたいものだと思っています。

ともあれ、今回の結果は私にはかなり驚きでした。ただお湯の処置やレメディ摂取に効果はあったであろう一方、実は別の理由の方が大きかったのではないかと思えるので、この出来事をnote記事にしておこうと思い立った次第です。


自分の体の対応力


今回のケースは、熱めの湯を掛ける+レメディ&ハチミツ摂取の処置が奏功した可能性のみによるものではなく、そもそも自分の体の対応力が上がっていた可能性の方が大きいのではないかと感じました。すなわち糖代謝が上がっていたからなんの処置も施してない最初の時点から一切腫れもしなかったのではないかと。

糖代謝の良さ、すなわち毒※2処理などの仕事がどれだけスムーズにできる体なのかと言うことです。日頃から摂取しているハチミツ様々、果物様々、黒糖様々だったのだと感じます。ただ、その前の大前提、PUFA(多価不飽和脂肪酸)フリーがあってこその話ではあります。多価不飽和脂肪酸って何でしょう?植物油や魚油などの酸化しやすい油の事です。これらの油は糖代謝を阻害してしまうのです。では、糖代謝を正常に回す物質とは?


QPのワンポイント英単語✖️3


fructose 果糖・フルクトース 
ラテン語でfruitを意味するfructus+炭水化物を表す語尾-ose

glucose ブドウ糖・グルコース 
ギリシャ語でsweet wineを意味するgleukosが語源

sucrose ショ糖・スクロース
フランス語でsugarを表すsucre+炭水化物を表す語尾-ose


フルクトースもグルコースも単糖(それ以上分解する必要のない糖)で、それぞれが多く含まれているのがハチミツ。すぐにエネルギーになって仕事を始めます。両方のコンビネーション(くっついたもの=二糖類)が、黒糖などに多く含まれるスクロースですね。二糖類は単糖に分解する必要があるものの、その分解に必要なエネルギーロスだけで済むので、多糖類に比べればはるかに簡単にエネルギー源にしやすい筈ですよね。(二糖類でさえなかなか上手に利用できない状態=糖代謝が正常でない方々が多いことは多少聞き及んでおります。)


万が一蜂に刺されても腫れたり痺れたりしない身体の方がいいな、と思われる方は、まずは糖代謝を阻害している多くの現代人の食生活(PUFAだらけ)を見直し、ハチミツの単糖(特にフルクトース)や黒糖などのショ糖の力を借りることで、蜂刺されだけでなく、様々な症状が大きく違って来ると思います💕

糖代謝って何?と言う方もそうでない方も、詳しくは本などで学んでみてくださいね。参考本の一つはこちら👉https://bookmeter.com/books/14587769

蜂に刺されたのは超痛かったけれど、その後の結果を見るとかなり嬉しい展開になり、示唆に富む出来事でした❗️


※1 私が考える火傷の際の冷水と湯の作用機序:

★冷水を掛ける→血流が減る→水につけている間は抑制されているので痛みを感じない→患部を水から出すと血流が増える→痛い→血流が抑えられていた間に修復が進まなかった結果、水膨れができるなどの生体反応が生じる→結果として熱い湯に比べ治りが遅くなってしまう

☆熱い湯を掛ける→血流が増える→活性しその場で修復が進む→修復がその場で完了したり、完了近くまでになる→すぐに痛みもなくなるもしくは激減する→治る


覚書

※2アシナガバチの毒:ヒスタミン、セロトニン、ポリアミン、ハチ毒キニン、マストパラン、ヒアルウロニダーゼ、アンチゲン5

蜂毒の一つとして、セロトニンが強い発痛作用を持つと載っています。


いやぁ、強い発痛作用があるというセロトニンがハッピーホルモンとされているのはなぜなんだろう😆? 強烈な痛みを引き起こす物質がハッピー???

まぁ、同じ名前でも実は別のものを指すってよくありますよね、例えばアミノ酸。タンパク質の必須アミノ酸と、添加物のNo. 1 アミノ酸(MSG)が同じものだといまだに思い込んでいる人も中にはまだいらっしゃる様ですが、そういう紛らわしく表示されているものでない限り、強い発痛作用を持つセロトニンがハッピーホルモンと称されるのには何か意図あり…でしょうか?

こうやって日々の出来事も学びの機会となり楽しいです。崎谷先生いつもありがとうございます!


最後まで読んでくださって、ありがとうございます❣️

よろしければサポートお願いいたします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきますね!