![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150905420/rectangle_large_type_2_442ca7fbfa727e4ed8e839c7d72331d2.jpeg?width=1200)
👀Jリーグ展望:前節で辛くも敗北を免れた北海道コンサドーレ札幌、新監督就任で士気回復のサガン鳥栖と対戦
「無料生放送」
東京時間8月16日19時30分、J1リーグ第27節で、北海道コンサドーレ札幌がホームにサガン鳥栖を迎えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1723789201070-fTJHTdBcOR.png?width=1200)
北海道コンサドーレ札幌は、先週末に行われたJ1リーグ第26節でホームにてアビスパ福岡と2-2で引き分けました。この試合で、鈴木武蔵のペナルティーキックで一時同点に追いついたものの、アディショナルタイムに途中出場した亀川諒史のボレーシュートで窮地に立たされました。幸いにも、若手の田中克幸が最後の瞬間に素晴らしいゴールを決め、札幌を敗北の淵から救いました。この失望の試合に対し、札幌の監督ペトロヴィッチは試合後、「勝ち点3が必要な試合だったが、最終的には引き分けに終わった。現状では引き分けに満足できる状況ではなく、むしろ勝ち点2を失ったと言うべきだ」とコメントしました。
現在、J1リーグの順位表では、北海道コンサドーレ札幌は3勝7分16敗でリーグ最下位に位置しており、降格圏を脱するにはまだ12ポイントの差があります。さらに、-27の得失点差も残留争いにおいて大きなハンディキャップとなっています。しかし、今シーズンの13回のホームゲームでは、2勝4分7敗で10ポイントを獲得しており、アウェーゲームに比べて得点効率が向上しています。これまでの2試合のホームゲームでは、ヴィッセル神戸とアビスパ福岡相手に窮地から引き分けに持ち込んでおり、多少の自信を持っています。
選手陣容に関しては、札幌のタイ人アタッカーのスパチャイは現在チームの全体練習に復帰しており、今回の試合でメンバー入りする可能性があります。しかし、前節では札幌の夏の新加入選手のうち、FWジョルディ・サンチェスとDFパク・ミンギュだけが試合のメンバーリストに入り、ウイングのカーンとFWバカヨコはまだデビューしていません。チームの残留戦線は依然として非常に厳しい状況です。
サガン鳥栖は、前節のホームゲームで強豪浦和レッズと1-1で引き分け、相手の猛攻を受ける中、外国人FWマルセロと新加入のアタッカー・シルバの積極性で相手キャプテン西川周作の退場とPKを勝ち取り、マルセロのペナルティーゴールで逆境の中で勝ち点1を手にしました。新監督に就任したばかりの木谷公亮は、監督として初の勝ち点を手にしました。試合後のインタビューで、木谷監督は「今日の目標は勝利だった。あと2ポイント欲しかったが、次のステップとして、どうすれば団結できるかを考えなければならない。今日の試合は、将来に希望を与えてくれた」と述べています。
現在、J1リーグの順位表では、サガン鳥栖は7勝3分16敗でリーグ19位に位置しており、今回の対戦相手である北海道コンサドーレ札幌に8ポイント差をつけています。降格圏を脱するにはまだ4ポイントの差があり、得失点差でも優位はありません。今シーズンの12回のアウェーゲームでは、3勝1分8敗とあまり満足のいく成績ではありませんが、7月のアウェーゲームでは、横浜F・マリノスやアルビレックス新潟といった攻撃型チームを連続で破り、波乱を起こしました。今回、同じく攻撃を重視する北海道コンサドーレ札幌との対戦でも、自信を持って臨むことができるでしょう。
選手陣容に関しては、サガン鳥栖は夏の移籍期間中に菊地泰智、横山歩夢、長沼洋一、手塚康平の4人の主力選手を放出し、代わりにシルバと久保藤次郎の2人のウイング選手を補強しました。また、新監督の木谷公亮は前節でU18チーム出身の日野翔太と堺屋佳介の2選手をスターティングメンバーに抜擢し、若手選手の活力をチームに提供したいとの理由でした。さらに、サガン鳥栖のセカンドゴールキーパーであるアルナウは、今週のトレーニング中に内転筋の負傷を報告しており、シーズン終了までの欠場が見込まれています。
過去の両チームの対戦では、北海道コンサドーレ札幌が9勝7分4敗で優位に立っています。今回の試合は間違いなく激しい残留争いとなり、両チームともに他チームよりも休息時間が少ない過密日程の中、体力の試練も大きくなるでしょう。この極限の状況下で、どのような戦いが繰り広げられるのか、注目されます。