新潟の誇りと熱狂を胸に|ルヴァンカップ決勝で感じたこと
今日は地元新潟を応援するために、ルヴァンカップ決勝戦、アルビレックス新潟VS名古屋グランパスエイトの試合を観に行きました。結果はご存じの通り、PK戦の末に惜敗しましたが、引き離されては追いつく展開に心を動かされました😭
個人的に感じたことをまとめると以下の通りです:
大舞台に慣れることで培われる勝者のメンタリティ
新潟サポーターの熱狂的な応援の凄さ
スポーツチームのファンが作り出す熱狂を、日常の仕事でも再現したいという思い
故郷新潟への深い愛
試合の展開を振り返ってみましょう。前半は新潟のペースで進みましたが、不用意なパスミスで先制を許してしまいました。1点の失点が決勝の舞台で致命的に響きます。新潟のビルドアップ戦術はキーパーを含めて丁寧に繋ぐスタイルで特徴的ではあるものの、ロングボールを混ぜ込むような緩急が不足していたのが惜しまれます。
後半に入ってからはロングボールを混ぜ込んだ攻撃でリズムが生まれ、戦術の徹底によって2点目、3点目を奪取。多くの新潟サポーターは「そこまでして繋ぐの?」という疑問を抱いた後、新潟らしい崩しで点を決めた瞬間に誇らしい気持ちになったことでしょう(笑)
緊張感溢れる決勝という場で、スタイルを貫くことも、スタイルを捨てることも、どちらも難しいことでした。
試合後、SNSやYouTubeでは「今年の公式戦ベストバウト!」とのコメントが多く見受けられました。そんな試合を国立で生観戦し、地元新潟が感動を呼び起こしたことは、新潟県民として誇りです✨️
国際舞台での日本代表がノックアウトステージに慣れていないように、新潟もまた大舞台での経験は乏しかったのが現実です。それでも、国立競技場に集まった大観衆を味方につけ、最後まで諦めない姿勢で戦い抜きました。その姿に胸を打たれたファンは多かったことでしょう。そして、アルビレックス新潟を生きがいにしているサポーターがどれだけいるかを改めて感じさせられました。
一方で、"自分たちは勝って当然"という勝者のメンタリティが欠けていたようにも感じました。地域クラブとして初めての決勝戦だったこともあり、私自身も緊張を感じましたw
大舞台の経験を重ねないと、その場で結果を出すのは難しいという現実があります。例えるなら、CL最多優勝を誇るレアル・マドリードが失点後に立て直す姿勢のように、新潟も将来は強い覇気をまとったチームになってほしいものです。
次に、新潟サポーターの熱さについて触れたいと思います。新潟のサポーターは熱狂的で、浦和サポーターにも匹敵するほどの情熱を持っています。アウェーでもオレンジ色に染まったスタジアムを作り上げることができるのは驚きです。
試合後、新幹線ホームで立ち話をした年配の方が語っていました。
新潟のファン層は老若男女問わず、老夫婦がリュックを背負ってアウェー戦に赴く光景が日常茶飯事
J2に降格した際、一時はホーム戦の平均来場者数が1,000人ほど減少したものの、J1昇格後の回復スピードは異常とも言えるほど速かった
このような情熱的なサポーターの姿は、新潟がいかに愛されているかを物語っています。
なぜアルビレックス新潟のファンはこれほど熱狂的なのか?
「アイシテイル新潟」というバズワード:
新潟で生まれ育った人なら、一度は聞いたことがあるこのフレーズ。
新潟への愛着や誇りが、地域の中で自然に根付いています。実際、大学で上京しても新潟に戻る人が多いのも、その愛の表れです。愛のある応援と感動体験:
新潟のサポーターは一体感を重視し、試合中は大声で応援し、スタジアム全体が選手を後押しします。ホームのビッグスワンを訪れるとその熱気に圧倒されることでしょう。勝利でも敗北でも一貫した応援の姿勢が、熱狂的な文化を作り出しているように思うのです。新潟県民のテレビ・ラジオ文化:
新潟県民は全国的に見てもテレビ視聴時間が長く、冬季の厳しい寒さも手伝って、室内で過ごす時間が増えます。そのため、アルビレックスの試合やニュースを頻繁に見ることで、自然と関心が高まるのかもしれません。引っ込み思案な県民性?:
関西圏から新潟に転勤してきた方の話を聞くと、新潟県民は良心的で優しい人が多いものの、関西のような図々しさはないと感じるそうです。うちに秘めた熱い思いを、アルビの試合を通じて吐き出すことができるのかもしれません。
スポーツの熱狂は仕事に活かせないのか?
この試合を見て改めて思ったのは、スポーツチームのファンが生み出す熱狂を仕事でも再現できないかということです。私のクライアントにもレッズのオフィシャルスポンサーを目指す経営者がいます。この熱意を日常の仕事にも活かせたら、どれだけ充実感があるでしょう。
サポーターは試合中、まさに“充実している状態”です。それは物質的な満足ではなく、自分らしく生き生きとしている瞬間です。
これを実現する要素を挙げてみました。
地域やチームへの愛着
共通の目標に向かって努力する共同体意識
ゴールを決めたときの喜びを周囲と分かち合う瞬間
こうした要素は、仕事でも再現できるはずです。それを阻んでいるのは、もしかしたら安全欲求の不足や、組織内での相互の信頼関係がまだ十分でないからかもしれません。
故郷新潟の努力と感動を胸に、一人ひとりが次のステージへ進んでいけるように頑張っていきましょう!
今日の試合では、そんなメッセージをもらいました٩(♡ε♡ )۶
私もスポンサーとして地元のチームを応援できるようなビジネスオーナーになりたひ!
P.S.横断幕 at Niigata Station