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「自分だけの失敗ノート」をつけ始めると、失敗集めをしたくなる

表題の通り、今年に入ってから、「自分だけの失敗ノート」をつけ始めました📓
これは公開しているnoteのようなものではなく、超絶秘密書類です(笑)

というのも、家で湯船に浸かりながら「失敗したなぁ……」と落ち込むことが多いからです。仕事での失敗だけでなく、お調子者でおしゃべりな私は「あのとき、余計なひと言を言ってしまった……」と後悔することが日常茶飯事です。悪意なくとも人を傷つける力のある、言葉ってやつは難しい。
周囲を盛り上げようとした結果、つい口が滑ってしまったり、カッとなって余計なことを言ってしまったり(いずれも一言多いのがポイント)。

そんな私のwifeも、同じくお調子者でおしゃべり。
二人の共通認識として「口数が多い人ほど、必然的にミスをする」と言っては、お互いに傷を舐め合います。。
自分に甘いようですが、失敗に気づけるだけマシとも言えます。

それでも、後悔のモヤモヤを抱えることが多かったので、思い切って「自分だけの失敗ノート」を始めてみたのです。
これは名前の通り、誰かに見せるものではなく、恥ずかしかったり後悔している失敗をひたすらメモするだけのノート。

これが、思いのほか良かったんです。その理由をいくつか挙げてみました。

1. 失敗の数が多い = 挑戦している証拠

失敗が多いということは、つまりそれだけ打席に立っているということ。
挑戦しないより、よっぽどマシでしょう。失敗ノートを振り返ると「よくぞこんなに挑戦したな!」と、むしろ自分を褒めたくなります。(ポジティブ✨️笑)
いくつになっても、打席に立った数で勝負したいっス。

2. 失敗は早ければ早いほど価値がある

新入社員のとき、当時の役員から教わった「失敗早い者勝ち論」という考え方が好きです。その本質は、失敗は早ければ早いほど良い、そして誰もしたことのない失敗にこそ価値があるということ。

二番煎じの失敗は「なぜ先人から学ばなかったのか」と後ろ指をさされるけれど、ファーストペンギンの失敗は称賛されるもの。
たとえ失敗しても、「あんな失敗は二度としない!」と悔しさを心に刻みながらも、堂々と自分で作った道に突き進むことができます。

ここで、なんとなく思い出した茂野吾郎先輩の一言
このシーンは背景のレールが奥ゆかしいのです

3. 失敗にはリカバリーという最高のチャンスが待っている

失敗は、気づいた瞬間からリカバリーのチャンスが生まれます。
現在進行形で読んでいるリッツ・カールトンの創業者ホルストシュルツが記載した本には、こんな記述がありました。

全ての関係は、とりあえず不信から始まる。最初はそこから始まり、しばらく問題なく進むと、不信感と信頼感が相談半ばし始める。全てのトラブルは、信頼関係を強化するか、既存するかのいずれか。

苦情をぶつけられても、正しく対処すれば苦境に追い込まれることはない。迅速に、注意深く、配慮の行き届いた対応をすることによって、お客様の怒りや不満は鎮まり、これまで以上に良い関係を結べる。

『伝説の創業者が明かす リッツ・カールトン 最高の組織をゼロからつくる方法』より

つまり、失敗しても適切に対処すれば、むしろ良い関係を築くチャンスになり得るのです。すべての失敗には、それに気づくことで得られる「リカバリーのチャンス」が待っています!(ドンッ)

ちなみにちなむと、私の失敗ノートには、こんなフォーマットで書いています。

  • それはどのような失敗か

  • なぜその失敗が起きたのか

  • 失敗を起こしたときの自分の感情と、人が関わる場合は周囲の感情

  • 今すぐにできるリカバリーは何か

  • 再発防止策

特に「今すぐにできるリカバリー」でアクションに結びつくかに拘っています。ここで何かしらのアクションを取ることができれば、ただの失敗で終わらず、何もしなかったときには生まれなかった「行動」が生まれるからです。この行動こそが、失敗が自分に与えるギフトなのです。

大抵の失敗は、命に関わるものでなければリカバリーできるはず。
そう考えると、失敗ノートが埋まるほど「自分は以前より着実に前進している」と実感できる

だからこそ、失敗集め☆彡が楽しくなってくるのです。

ということで、今日も元気にたくさん失敗して、しっかりリカバリーしていきます!

P.S.
ヘッダーの写真は、妊婦のwifeが、標準体重より数キロオーバーした失敗をリカバリーするために、部屋に貼っている「誓い」の写真ですw

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