明るさは性格ではなく物事の見方

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「あの人って明るい性格だよね」

この「明るい性格」とはなんだろうか？

明るさを元々の性格だと思い込んでいる人も多いが、明るさは物事の見方でもある。

例えば通勤途中に駅の階段で転んだとしよう。

この事実に対して、「今日は最悪な一日だ」と解釈する人もいれば、「いやーめちゃくちゃ恥かいちゃったなー、早速この話を同僚の〇〇さんに話して笑ってもらおう」と解釈する人もいる。

同じ物事が起きたとしても、それに対する見方は人によって違う。

明るさとは後者のような解釈をする人のことをいうのだ。

みんなから明るいと思われている人でも一瞬は前者のような解釈をするだろう。

「転んじゃったよ、最悪だ」いや、でも「これは面白エピソードでもあるな」と転換するのだ。

つまり、明るさは元々の性格などではなく、解釈の訓練でもあるのだ。