婚活でいい人に出会っても、それがいい人だと気付けない人がいる
婚活でいい人に出会ったとしても、それがいい人だと気づけない人がいる。
婚活サポートをしながら感じることだ。
なぜこういう事態になるかというと、「愛情関係」がどういうものかよくわからないからだろう。
なにかお気に入りのワンピースでも探しているかのように婚活をしている。
気に入ったワンピースが見つからないのと同じノリで「いい人に出会えない」なんてことを言う。
そりゃそうだ。婚活で探しているのはモノではなく人なのだ。
ワンピースは傷や汚れのない新品を買える。
しかし、我々は人間である。生きている以上、傷だらけになったり泥まみれになったりする。
そんな不完全なお互いを受け入れあっていくのが愛情関係なのだ。傷や汚れをむしろ愛していくものなのだ。
傷があるから買えないなんて人に結婚相手が見つからないのは当然である。
人をモノのようにしか見れない人は愛を知らないのだろう。
いい人に出会えていないわけではなく、愛を知らないからいい人に気づけないのだ。
人が最初に愛を学ぶのは親子関係である。
親が子の失敗を責めたりせずに存在を丸ごと愛してくれたりすれば、愛情関係とはこういうものだと無意識に学ぶことが出来る。
しかし、不幸にもこの環境を与えられなかった人は愛がわからないまま大人になることも多い。
親が子供に完成品を求めたりすれば、子供も「私は完璧でないと愛される資格がない」と思い込むだろう。
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