結婚が目的ではなく、結婚生活によって幸せを感じるのが目的だぞ！

結婚そのものを目的にしてしまう人がいる。だが、それは正しいゴールではない。結婚というのは、結婚生活を通じて幸せを感じるための入り口に過ぎないのだ。
これは恋愛にも言えることだ。恋人を作ることが目的化してしまえば、その後の関係が空虚になりかねない。重要なのは、付き合うことで得られる喜びや充実感だ。
さらに言えば、仕事も同じだ。成果を出すことが目標になりがちだが、本来の目的はその成果がもたらす満足感や達成感、そして生活を支える安定感にある。

少し視点を変えてみよう。ディズニーランドに行くこと自体が目的ではないはずだ。アトラクションを楽しみ、そこでの経験を通じて「幸せ」を感じることが目的ではないだろうか。
人生におけるすべての行動は、幸せを感じるための手段である。それを忘れてしまうと、いつしか手段が目的化してしまう。そしてその状態は、虚しさを生む原因となる。

たとえば、結婚の場合。幸せを感じるのがプロポーズや結婚式の一瞬だけだったとしたら、その後の結婚生活はどうなるだろうか？