エキスパートの暗黙知を新参者に教授するには、何をどうすれば良いのか。そもそも、エキスパート自身も意識していない暗黙知を、言葉で表現できるのか。新参者にしても、その言語能力を支える暗黙知は、一体・・・。
この著者は、既存の教授法に従うだけの新参者ではありません。
主な教授法は、学校制と、現場とともにある徒弟制ですが・・・。
彼は、暗黙知の教授法を、社会科学者の立場から、探究しています。
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学校制で習う英語(第二言語)“This is a pen.” と、
徒弟制で習う日本語(母国語)のあいだに、
暗黙知を将来する言語社会の基礎があるということか?
以上、言語学的制約から自由になるために。