父に懺悔
父にひどい事を言ってしまいました。
「弟も、私も、あなたを介護しようと思う程の関係性は築けなかった」
父がどんな民間の介護保険に入っているか聞き、将来父がもし介護が必要になったとき、経済的に父と母で賄えるか聞いた時のことでした。
私は実家を出ようと決意し、一生戻ってこないつもりでいました。
思えば、私は保育園へ通っていた頃から、家出癖がありました。
実際に実家を離れて暮らしていた頃は、親に電話など滅多にしませんでした。
離れていた頃は、関係は良好だったと思います。
私は父や母の介護を嫌だとは思いません。それで彼らがしてくれた大きな経済的な援助の借りが返せます。
(ここからはファンタジーです。誇張した表現にします。)
彼らに介護をする事で私の今までの両親、特に父に関するストレスが解消される気がするのです。
父は本当に色々な事を見下します。でも人生の最後に、人の手を借りないと、寝返りも打てなくなるのです。
その時の父は、どんな顔をするのでしょうか。
それが、とても楽しみなのです。