「知価革命」、堺屋太一。

岡田斗司夫の「評価経済社会」についての本の中で、彼が影響された本の一つがこの「知価革命」ですが、本の要所で、ほぼそのまま、びっくりするくらい同じ事が書かれている印象を持ちました。

こう言うことって、普通にあるのか、と、世の中に出版されている本というのは、その全てがゼロから作り上げられた、なんて事はないのだなと思いました。

この世には他人の色々な表現物の内容ををまとめてわかりやすくしてまた発表するという、今YouTubeで流行っている「切り抜き」、のような事が、もう長く成立していた事に気づけて良かったと思います。

この「知価革命」が出版されたのは1985年だそうです。でも全くそんな昔の本だとは感じません。怖いくらい、今に通じていると思います。

内容を要約できるほど私は全てを理解してはいません。後数回読まなければいけないと思いますが、それはいつかは分かりません。

でも、また読まなければいけないと思う、良い本でした。


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