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寒い時になりやすいぎっくり腰を予防しよう!

みなさんこんばんは
コンディショニングジム クオリア富ヶ谷の義澤です。毎週金曜日は【クオリアカレッジ 健康情報発信日】です。

寒くなった時期に起きやすいぎっくり腰などの腰痛についてです。師走の忙しい時期になってきましたが、腰の調子はいかがでしょうか

寒くなることで、身体が固まり、くしゃみをした拍子に、洗面所で顔を洗う瞬間に、大掃除の瞬間に痛めてしまうケースがあります。

そもそもぎっくり腰とは何でしょうか

急性腰痛症は、突然腰部に疼痛が走る疾患で、関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状をさします。

何かの拍子に、腰部に激痛は走りひどい場合には起き上がれなくなることがあります。ぎっくり腰になってしまったら無理に動かさず医療機関に見てもらうしかないです。

しかし健康な人がいきなりぎっくり腰になることがあるのでしょうか

クオリアが考える原因は大きく2つです。

1、股関節周辺の筋肉や筋膜などの軟部組織に過剰な緊張が見られる場合

2、股関節や体幹部周辺の筋肉が弱く、動作の中で適切に力が入らない場合

アクティブストレートレッグレイズと言って、下半身や体幹部分の状態を測定する為の、評価方法になります。

Active SLR



仰向になり片脚を挙上するテスト。下半身の動きが十分かどうかを確認します。これを実施した場合、上げた足が曲がってしまったり、上げていない軸足のつま先が外に向いてしまったり、そもそも上げた足が、反対の足の膝の高さを越えられていなかったりする場合に、問題があると評価します。

例えば、上げた足が反対側の足の膝の高さを越えられない場合、大きく2つの問題点が考えられます。

一つは、上げた足のももの裏側が硬くなってしまっていること

もう一つは、足をあげるだけの体幹の力が不足していることが考えられます。前屈をした場合、手が床につくのに、このASLRを実施した場合は、足が全然上がらなかった方は、体幹などの筋力不足が考えられますし、前屈も全然できない方は、ももの裏側が硬くなっています。

このように自分自身のももの裏側がカチカチに固まっていると、背中や腰は丸まり、腰に負担をかけてしまいます。その負担をかけている状態で、徐々に疲労が蓄積され、最終的に何かの弾みで爆発してしまうのです。

対処法としては

ももの裏側を柔らかくするしかありません。

ストレッチポールなどがあれば、ももの裏側の筋膜リリースを行ったり、ロープやタオルがあった場合は、足にかけてリラックスをしながらもも裏を伸ばしていきます。

ぎっくり腰になってしまっては遅いです。まず自分自身のカラダの現状を知ることで、カラダにどんな問題が潜んでいるのかを理解し、その問題を解決させる運動を処方していく必要があります。

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