021)20年間ワークアウトを続けている僕が続かないダイエットはなぜそうなるのかを考えてみる

ひとことで言うと「人工甘味料はダメ」とWHOが発表した、という記事がネットに掲載されていた。

世界保健機関(WHO)が2023年5月15日に発表したガイドラインでは、人工甘味料の使用が減量に長期的な影響を及ぼさないばかりか、糖尿病や心血管疾患の発症リスクを高めることが示されました。

https://gigazine.net/news/20230516-non-sugar-artificial-sweetener-who/

なぜそうなるのかについては説明が無いが、俗説的には、人工甘味料の成分が人間にとって好ましくない腸内などの細菌を活性化させて、マイクロバイオーム(人体に常在する微生物の総体)のバランスが崩れるから不健康になる…みたいなことが、しばしば言われる。
言い方を変えれば、人工甘味料は人間のエネルギーにはならないけど、悪い常在菌のエネルギーにはなる、という感じか。

これが本当の理由なのか、もっと他の理由があるのかは分からないけれども、とにかく調査した結果、人工甘味料を摂ることは短期的には減量や健康増進に効果があったけど、長期的には効果が無く、むしろ糖尿病や心血管疾患のリスクが高まることすらあるということが分かったらしい。

過去に読んだ本に書いてあったが、人間に住み着いている常在菌の数はその人の人体を構成している細胞の数よりも多いらしく、多めの数を採用する説によると人体細胞の10倍の微生物が常在菌として住み着いているらしい。
ものすごい数だし、自分自身を運営している細胞のうち、自分自身の細胞が占める割合は一割弱だなんて、ちょっと信じられない。
でもそういう現実があると分かると、人体細胞にとってはエネルギーにならない成分が、常在菌のどれかにとってエネルギーになり、それが人体全体に悪い影響を及ぼすことも有り得るよなという理解にもつながっていく感じがする。

人工甘味料は栄養を含まず、必須の食べ物でもありません。人々は健康を促進するために人生の早い段階で『食事に含まれる甘味』を減らすべきです

https://gigazine.net/news/20230516-non-sugar-artificial-sweetener-who/


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