今、なぜ「マレーシア教育移住」を検討しているのか
Aiko(4歳)とAoi(3歳)のアラフィフパパQPちゃんです。
今日は、このNoteにも書いている「マレーシア教育移住」をどうして考えるようになったのかについて、つらつらと書きたいと思います。
多文化環境で育つ子どもの未来
近年、子どもの教育のために海外移住を考える日本の家族が増えています。その中でも注目されているのが、”マレーシアへの教育移住”です。
手頃な学費、多文化環境、質の高い国際教育が魅力で、特に子どもの将来に国際的な視点を持たせたいと考える家庭に適した選択肢です。
本記事では、マレーシアへの教育移住について詳しく解説します。
まずは今の日本の教育の限界を考える
AIやテクノロジーの進化が進む現代において、日本の詰め込み教育には時間を掛けて子どもにさせるだけの価値が本当にあるのか?
そして時間と労力を掛けて頑張った先に明るい未来はあるのか?
日本の詰め込み教育は、基礎学力を養う上では有効ですが、AI時代のニーズに対応するには限界があります。
これからの教育では、”創造性”、”批判的思考”、”デジタルリテラシー”、”感情知能”が不可欠です。
”デジタルリテラシー”についてはGIGAスクールなども始まってきていますが、”創造性”、”批判的思考”、”感情知能”についてまだ、ほぼ取り入れられていないのが日本の実情ではないでしょうか。
日本の詰め込み教育の特徴と課題
詰め込み教育の背景
日本の教育は、知識を効率的に伝えることに重点を置き、「基礎学力」を確立する目的で発展してきました。
戦後の高度経済成長期には役立ちましたが、今の時代にその枠組みが適しているかは疑問視されています。
主な課題
1. 記憶偏重の学習:
日本の教育では未だ知識を暗記することが重要視され、応用力や創造力が育まれにくいカリキュラムのまま、時代に合わせた変化が出来ていません。
AI時代には単純な知識はChatgptをはじめとした生成AIが即座に提供するため、記憶力が優れていることが優位ではなくなってしまいます。
2. 多様性や創造性の欠如:
画一的なカリキュラムが中心で、個々の興味や才能を伸ばす仕組みが不十分であり、自由な発想や異なる意見を歓迎する文化が育ちにくいシステムなのも日本の学校教育に違和感を感じてしまう一因かもしれません。
学校はカリキュラムから学校生活の全般、学校によっては学生の個人の生活にまで校則で入り込んできて、個人の自由な選択をさせてくれません。
これらのルールから少しでもはみ出ると、攻撃の対象となり決められた型にはめ込もうとしようとしているのが日本の学校教育ではないでしょうか?
このことが日本で生活する閉塞感やいじめなどにも繋がる大きな要因となっており、年を経るごとにこれらの縛りがどんどんきつく成っているように感じます。
3. コミュニケーション力の不足
グループディスカッションやプレゼンテーションの訓練が少なく、国際社会での競争力に影響を与えると考えられます。
4. 実社会との乖離
学校で学ぶ内容と実社会で必要とされるスキル(プログラミング、デザイン思考、問題解決力など)との間にギャップがある。
AI時代に求められる教育とは?
これからの社会で必要な4つの能力
1. 創造力と批判的思考
AIでは解決できない新しい問題を考え、価値を生み出す力。
2.コラボレーション力
他者との協力、異なる文化や背景を持つ人々とのコミュニケーション。
3.デジタルリテラシー
AIやテクノロジーを理解し活用する力。
4. 感情知能(EQ)
共感力や対人スキル。AIには再現できない「人間らしさ」。
詰め込み教育の代替となる教育方法には何がある?
海外では以下のような「アクティブラーニング」が多く取り入れられるようになってきているようです。
探究型学習
生徒が興味を持つテーマを自主的に調べ、考え、発表するスタイル。
プロジェクト型学習
チームで現実の課題を解決するためのプロジェクトを通じて、実践的なスキルを学ぶ。
STEAM教育(科学、技術、工学、芸術、数学の統合教育)
- 論理的思考と創造性を組み合わせた学習。
オンライン学習やAI活用
個人が自身の学力や興味に応じたカリュキュラムを作成し、オンライン上の学習コンテンツやAIを活用してカスタマイズ学習を行う
なぜマレーシア?教育移住先としての魅力
1. 多文化社会での学び
- マレーシアはマレー系、中華系、インド系の3つの主要な民族が共存する多文化社会です。
子どもたちは自然に多様性を理解し、受け入れる力を身につけます。
- 学校の中でも異なる文化的背景を持つ友達と学ぶことで、グローバルな視点が育まれます。
2. 英語教育の充実
- マレーシアの多くのインターナショナルスクールでは英語を主な教育言語として採用しています。
- 早い段階から英語環境に浸ることで、子どもがバイリンガルまたはマルチリンガルになる可能性が高まります。
3. 手頃な学費や生活費
- 欧米やシンガポールに比べて、マレーシアのインターナショナルスクールの学費は比較的安価です。
- 年間の学費:50万円〜400万円程度(学校や学年による)。
- 生活費も日本より安く、家計に優しい。
4. 教育システムの多様性
- マレーシアには、イギリス式、アメリカ式、オーストラリア式などのカリキュラムを採用するインターナショナルスクールが多数あり、各学校はどの分野に力を入れているかなどもホームページなどで公表しており、子どもに合った教育スタイルを選ぶことが可能。
-日本と違い、マレーシアでは入学後、子どもに合わなかったら転校するというのが気軽にされるようで、自分の子どもに合わないなと感じれば、また新たに良さそうな学校へ転校させて、子どもにあった学校を探せばよい。
入学後に子供に合わなかったな、と、モヤモヤするなか嫌な学校に通わせなければならないという心配がないのもよさそうです。
5. 安全で温暖な環境
- マレーシアは治安が比較的安定しており、気候も1年を通して温暖。子どもを育てるには適した環境です。
マレーシアの教育移住まとめ
メリット
- 子どもの英語力と国際感覚が飛躍的に向上。
- 学費や生活費が他の国際移住先に比べて低コスト。
- 多文化環境で子どもが柔軟な考え方を身につける。
デメリット
- 日本語力の維持には家庭での努力が必要。
⇒将来、日本に戻らないならここは割り切って捨てるという手もありかな
- 公立学校の質が低く、インターナショナルスクールが事実上の選択肢。
- 長期滞在のためのビザ取得や更新の手間。
マレーシアは、英語教育、多文化環境、リーズナブルな生活費など、多くの魅力を備えています。特に早期のタイミングで移住することで、英語や国際的な視野を自然に身につけさせることが可能です。
あなたの家族にとって、最適な選択肢を見つける参考になれば幸いです!
同じように日本の教育に違和感を感じている方、逆に日本の教育は捨てたもんじゃないよ!いいところもいっぱいあるよなど、ありましたら、どしどしコメントください。
また、Noteでは既にマレーシア移住されて記事を書いている方も多いと思いますので、マレーシアの教育こんなところが良いよ!こんなはずじゃなかったなどのコメントもお待ちしております。
それでは今日はこのへんで!
それではまた!
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