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パラノマサイト FILE23 本所七不思議 プレイ記録
こんにちは。
私がやりそうでやらなそうでちょっとやりそうでやっぱりやらなそうなゲームをクリアしたので感想です。
ニンダイでトレーラーを見ていたり、推しが配信していたり、クリカノ(「クリティカノヒット」という狩野英孝がスクエニのゲームをPRする番組)で扱っていたりと、割とタイトルだけは耳に残っていた作品でした。とはいえ全然ノーマークだったのですが、ある日友人から猛烈にオススメされ、ちょうどやるゲームがなくて悩んでいたタイミングでもあったので「まあやってみっか」みたいな気持ちで買ってみました。今思えば初見でプレイできてマジで良かったなと思っています。
基本どのゲームもそうですが、この手のゲームは本当に本当にネタバレに気を付けるべきであると思いますのでプレイしていない方は今すぐ引き返して購入すべし。私は先日セールで1000円ほどで購入しました。やってみて本当に思うけどガチで安すぎる。クオリティと釣り合ってないよ。
てことで、色々思い出しながら振り返ろう。当然ですがネタバレあります。あるんですが、最初の見出しだけは「やってみようかな」の気持ちがある方に万が一読んでもらえたら…という気持ちも少し込めていますのでそこまでは大丈夫です。登場人物の話からは気にせずネタバレします。
ほぼ初めてのノベルゲー体験
ノベルゲーって普通に人生歩んでたら通らないよね!?私はそういう悪い偏見を持ってしまいがちなんですよ。反省します。めっちゃ面白かったです。「やったことないジャンル」ってだけで自然と避けてしまいがちなんですけど、あまりにも評価が高いので信用は大アリでした。結果、無意識にのめり込みすぎていて気付いたらエンディング見てました。息子の昼寝と同時に血眼になりながら画面に食い付く日々でした。
最初は正直「一枚絵がセリフ読むだけ?」という漠然とした偏見が抜けず、本当に心から楽しめるだろうか…という不安があったのは事実です。でも、序章である「興家彰吾編」を終えてからの演出にあっさりやられてしまいました。ざぁこ!
ああ…スクショをまったく撮っていないのが悔やまれる…。謎が謎を呼びまくりな展開のままタイトルがドーンと表示され、壮大なBGMとともに本編が始まったあの瞬間は忘れられない。
「え?え?え???なにこれなんだこれ???結局こうなるの????」
〜壮大なBGM〜
>>> PANORAMA SIGHT <<<
「うわああああ!!!!!!」
>>> FILE 23 本所七不思議 <<<
「うおおおおお!!!!!!」
>>> 作・演出 石山貴也 <<<
「おおお………!!!!!」
(以下略)
あのときの興奮を再現してみました。伝わってくれ(赤太字クソデカビックリマーク)
そこからなんか急に神ゲースイッチが入って俄然やる気が出てしまった次第です。神ゲースイッチ♪僕のはここにありました。なので私と同じようにノベルゲーに触れてこなかったタイプの人間は、まあ一旦、とりあえず、ここまで頑張ってやってみるべきなんじゃないかな?と思います。たぶん。
ほんでまたこの興家とかいう男がどえらいヤバい奴だったんですけど、それは後で書きます。
ゲームシステムからキャラクター、物語の作り込みなどあらゆる面でいちいち感心してしまうゲームでしたが、一番はそれらの「演出」が本当に凄かったです。演出っていうとだいぶアバウトですけど…私の頭の辞書の薄さを許せ!たとえば先ほど書いたようなタイトルやクレジットの出し方から始まり、ゲーム開始から登場した謎の案内人の役割だったりとか、大胆と思いきや自然に溶け込んでくるメタ要素だったりとか。ハッ!とさせられる、考えさせられるような表現の仕方が上手いな〜と感じました。
このゲーム、序盤からやたら案内人に質問されたり己のゲームセンスを問われることをやらされるんですよ(褒め言葉)。私はしっかり罠にハマり頓珍漢な回答をしてしまったり、謎を理解できずに何度もやり直したりとちゃ〜んと製作者の手のひらでくるくる踊ってました。でも、だんだんと"パラノマサイト"に馴染んでくると、分かってきます。私のようなアホでも理解できる仕組みになってるんです。さすがに案内人にヒントを出させてしまったときは「あっ…」ってなりましたけども。そのおかげで「じっくり時間をかけて考えよう」というゲームに対する姿勢も整ったんだと思います。
最近のゲームは「次の目的地はここ!」みたいにこちらからアクションを起こさなくても道筋を示してくれる親切設計のものも多いですよね。それもイイんですが、この作品は親切設計でありつつも、あらゆる場面で、あらゆる方法を使って「自分で気付かせる」ことをかなり意識しているなぁという演出がとにかく印象的でした。すべての選択肢に意味があって、「これがこうだからこう思う」というその自分の気付きがしっかり活きるのがめっちゃ気持ちいいんです。
私が好きなゲームのジャンルが「(基本)一方通行のRPG」というのもあり、なんだか作品との向き合い方自体をも考えさせられました。多くのファンから愛されていることも頷けます。うまくまとまりませんが本当に良いゲームでした。
登場人物が良すぎる話したい
登場人物が良すぎる話したかったんですよ。良い奴も悪い奴もみんな好きです。いや…さすがに許容できない気持ち悪さの奴もいますが、それでも作品を引き立てている役としてはそれは素晴らしくて。みんな違ってみんな良い、絶妙なバランスの個性が揃っていると思っています。全員書いていると今年が終わっちゃいそうなので何人か抜粋して語らせてください。
興家彰吾
第一印象は「イケメンじゃねーか」でした。そもそも彼がオカルト女子の葉子に付き合わされて本所七不思議の「蘇りの秘術」を調べていたところ、彼女がいきなり死亡してしまう。といったゲームの始まり方でしたね。こいつのヤバさには後々気付くんですが、最初はゲームのしくみについてもそこまで理解できていなかったので、「ああ、こうやって読み合いの殺し合い合戦すんだな(?)」と勝手にダンガンロンパを想像していました。それもそのはず、彼は呪主となるやいなや「呪詛行使」できるタイミングでしまくっちゃうんですよね。そういうゲームなんだな、と思うのも仕方ないよね。まんまとしてやられたよ。してやられまくりだよ!(半ギレ)
興家編が終わって他の主人公の視点を進めていくうちに「あれ…なんかみんな…まともというか…落ち着いてる?あれ?殺し合いは?」みたいな感覚が生まれ、興家だけがただの殺人鬼であることが証明されてしまいました。いや、だけって言うとちょっとあれですけど。それでも、葉子ともお互い先祖に振り回されてというか、呪いなんかのせいであんなことになっちまって、なんだか切ないふたりだなぁと思います。どちみちセイマンが先に殺らなければ興家は終わっていたわけですから、ふたりが一緒に生き残る道が絶対に存在しないってのは悲しいですね。ふたりともほぼ序盤しか活躍してないし、なんならただのチュートリアルだと思ってたし。それがまたいいんですけどね。
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福永葉子
もうすでに書いちゃいましたけどヨーコはアシノの末裔でした。私は疎すぎてほんっとに気が付きませんでした。ていうか、最後の最後までヨーコのこと忘れてたんです。ほんとすいませんヨーコさんお陰でクソほどビビり散らかしました。「お前がいたかーーー!!!いたわーーーー!!!!!」と叫びながらミヲちゃんエリオくんと共に果てました。でもあの展開大好きだったな…。最初に出てくるいい子ちゃんキャラが実は黒幕でしたみたいなストーリーって割とありがちだと思うのですが、今回は本当に騙されてしまいましたね。ずっと隠れてたってのも凄いですよね。普通、あんだけ警察やら探偵たちが騒いでたらヨーコちゃんの性格ならヒョコッと現れて色々たぶらかしながらおしゃべりしだしてもおかしくないと思う。彼女も、私がハンドルを操作していたようにアシノというプレイヤーに支配されていたのでしょうか。
でも、アシノ復活後の世界も気になりますね。
志岐間春恵
第一印象、めちゃコワミステリーおばさま。蓋を開けてみると、世間知らずでちょっとお茶目な純粋マダムでした。探偵とのやりとりがいちいち面白くて、彼女視点は癒しでもありました。最初は怖いと思っていた表情もなんだか可愛く思えてきて、しまいには顔芸みたいなことし始めるもんだから参りました。ただ彼女の境遇は他の誰よりも凄まじくて、聞いててとても辛かった。息子の修一くんは正義感の強い子で…とか、意味の分からん儀式のために犠牲になった…とか、いやもうフィクションだと分かっていてもしんどい。頭が勝手に「これが自分の息子だったら」と変換してしまってダメでした。
あたおか女、灯野あやめとのバチバチバトルシーンもめっちゃ好きです。このゲームをプレイしていて一番ヒヤヒヤした部分かもしれません。マダムの焦りようが選択肢爆増で表現されていた場面が衝撃的だったのを覚えています。対してあやめは普段通りなのが逆に怖くて、会話を進めるためにボタンを押すだけでも緊張するのに、呪詛行使ボタンも出現し始めてもうどうしたらいいやら。どうせ呪詛を行使するのなら「タバコの話」はしないほうが良いんだろうな…と思いつつ、やはり会話が気になるので最後まで会話を続けました。この時点であやめの呪詛珠の条件は不明でしたので、ビビりながらも行使に失敗しあやめに屈するルートを辿ることとなりました。結果的にそれが正規のエンドに繋がっていたわけでしたが。後々、伝説エンドも見ましたよ。マダムに相当感情移入していたので「もうこれでいいんじゃ…?」と思ってしまいました。
櫂利飛太
陽気な探偵さん。彼はどんな場面でもマダムの真の味方だったなと思います。先ほど書いたあやめとのシーンで、それをひしひしと実感しました。マダムがやらかして殺されるエンドでの彼の反応はもう見ていられなかったよ。この作品、意外とメインルートでは主要キャラはほとんど死なないんですが、この人が死ぬルートがどこにもなくて本当に良かったな…と思うくらい、私はリヒタという男に魅力を感じていたみたいです。探偵としての身のこなしが完璧で、しかも元警察官ってのもめっちゃ良い設定。何より好きすぎるのが、駄菓子屋とか公園の遊具とかにえらいはしゃいでるんですよ。ちょっと可愛すぎやしないか?だからこそ、シリアスなシーンが辛く感じたのかも。
津詰徹生
この人もほんとにほんとに好きでした。見た目でコワモテ系か?と思わせといて実はノリの良いおっちゃんて。可愛いな。こういうパパ欲しかったな。とか思っちゃいました。エリオとの会話も、マダム・探偵ペアとはまた違った癒しがあって良かったですね。弱点を突かれるとポンコツになっちゃう部分もあるけども、そこも含めて人間味のあるカッコいい大人だな〜と思います。
ただ…彼の物語はとても切ないものでした。パラノマサイトはマルチエンディングを採用しており、その中の一つ(真エンドに辿り着く前の正規エンドみたいな)で彼の娘との決着がつくんですが、ほんとにもうなんでこうなっちゃうのぉ〜〜〜!?って感じ。でも、このやりとりが見れてこそのパラノマサイトだったなぁと強く思います。主人公がたくさんいるこの作品のなかで、津詰さんは正真正銘の主人公でありました。
灯野あやめ
マダムとの直接対決相手であり、また津詰のおっちゃんの娘でもあるこの女。ちょっと怪しいな〜と思うところはありましたけども、まさかここまでどデカい地雷を抱えていた人物だったとは。かなりヤバい奴ですが、私はそういうところがめちゃくちゃ好きです。ていうかこの子を好きになれる部分って、そこしかないですよね。
マダム敗北ルートとか特におぞましくてお気に入りでした。なんやねん北斎生き返らせるて。アホか。面白すぎるだろ。かなり意味深な感じでしたが、あれってあやめ自身に北斎が乗り移った、みたいなそういう解釈でいいんでしょうか。それとも北斎が女性として生まれ変わったとか。でも、その結末に彼女はどんな反応をしたんでしょうね。色々気になりますね。基本的にこの作品のエンディングは描写が曖昧であることが多いので、ご想像にお任せしますってところなんですかね。
並垣祐太郎
こいつほんま面白いよね。せっかくあんなに強い力を手に入れたのにビビって逃げることばかり考えていて…。まあリアリティは一番あるかも。呪詛珠を回収されてからもクソダサムーブの連続で、もはや愛おしさすら感じます。呪詛行使する瞬間のドヤ顔はいつ見ても笑えますね。はー面白い。ちなみに彼のことをこんなにバカにしている私ですが、音量0にする場面で全然気付けず少なくとも5回以上はこいつに殺されています。ええ、私もバカです。
蝶澤麻由
セイマンの末裔である吉見の婚約者で、名前だけ登場していた女性。私、実は資料をほとんど読み込まずに進めていたクチだったので(最後にまとめて読みました)、麻由ルートが解放されて鏡を見たとき「え!誰!?」ってなったんですよね。その後名前を思い出せ、となったときに初めて麻由さんのページを開きました。うわぁ!すげぇ!この人だぁ!!!と感動したのを覚えています。でもクリア後に色んな配信者の実況を見ていたらほとんどの人が資料をガッツリ読み込んでいて、麻由の顔が映った瞬間に「あ!」となっていたので、私…私は遊び方を間違えていたのか…と沈んだりもしました。
しかし、シナリオの石山氏の発言により、私の心はたいへん救われました。インタビュー記事を引用しておきます ▼
"最初から情報として出しておいて、読んだ人はそう思いながら進められるし、読んでいない人はあとから気づく。資料をすぐ読むか、読んでいないかで物語の印象が変わってくるのは、意図的に仕組んだことです。"
ですって。確かに読まなくてもめっちゃ楽しかったもん。パラノマサイト、しゅごい!
麻由パイセンの話に戻りますが、彼女の精神力ちょっと屈強すぎないか?恋人56されてんねんぞ。弱音ひとつ吐かないってドユコト!?状況を飲み込むスピードも早すぎるし。冷静かつ慎重で頭のキレが良くて、はぁ…私にないものをたくさんお持ちでいらっしゃる…カッコイイ…って感じで普通に惚れてました。私なんてあの薄暗くて狭い空間にひたすらビビり倒しながら1時間くらいかけてちびちび視点操作してねぇ、もう…なんて情けない人間なんだろうねぇ。多分最初のびっくりホラー要素が忘れられてなかっただけなんだけどね。うん。
エンディングの話
キャラクターについては他にも書きたいことが山ほどありますが、エンディングについても山ほど語りたいのです。既にいくつか書きました通り、本作はマルチエンディングでした。私が最初に見たエンドは1番目の「白石美智代の怨讐」。これ地味に怖かったな。美智代ちゃんは物語開始時点でもう存在しない人物だったので、やっこの姿が美智代ちゃんに成り代わっている瞬間は鳥肌が立ちました。並垣に対するあの表情も、何というか…凄かったね。薄目で見てたけどね。ビビりだから…
ラストだと思い込んでいた5番目のエンド「結末」ではほんっとうに驚かされました。葉子の話で書いたように、マジで忘れてたんですよ。しかもあの意味の分からないセリフ。葉子っぽいと言えばぽいけど、今思えばめっちゃ怖いですよね。あと、津詰がやられた後、主人公的立ち位置がエリオに変わったじゃないですか。【襟尾 純 何時何分 どこどこ】みたいに出る画面のことね。あの瞬間もぞわっと来たのは私だけなんですか!?(半ギレ)だっていきなりエリオだよ!?ミヲちゃんもいるじゃん!まあミヲの名前が出たらそれはそれで怖かったけど!私はあのとき、「黒幕はエリオなのかも…」と疑いました。しかし、エリオはあっさり葉子に殺されてしまいました。つまり、エリオは何者でもなかったのです。私はバカです。
その後、6番目の真エンド「もうひとつの結末」を見るために私のそんな拙い脳みそで一生懸命考えました。でも、やっぱり葉子が黒幕だったのなら生かしておかない他ないよね?案内人も「彼女を止めることはできない」的なこと言ってたし。となれば、興家との会話シーンまで戻るしかない。そこでしばらく考えて、やっと思い出したんです。変なウヨウヨが浮いていて、興家があれはなんだ!?みたいになってたシーンがあったな…ということを。マダムと探偵が法恩寺橋で探索してたとき、同じウヨウヨに気付くのに死ぬほど時間かかったんですよ。思えばあれと一緒だったな、と。
資料を読む手も止まらず、仕組みが分かったときはめちゃくちゃ気持ち良かったです。案内人からの最後の問いの答えにピンときたのは、セイマンの資料に「【 】と名乗った。」とあったからでした。こんな空白おかしいじゃん!これ私が最初に入力した名前じゃね?みたいな。ピンとくるところおかしいかもですが、ここから気付けて良かったです。麻由姉さんがやたらとプレイヤーを意識させるような発言をしていたのも気になってたんですよ。そこから送り提灯…?精神…???アアッー!!!(死)って一気に色々繋がってきて、も〜〜〜マジたまらん。
ミヲちゃんのハンドル発言もすごい大ヒントでしたね。最初はマジで何を言っとんねんこいつとか思ってたんですが、その発言もなければ私は真実に辿り着くことはできませんでした…ていうかミヲちゃん有能すぎないか?この世界の女、強い奴しかいなくないか?
ということで、案内人に送り提灯、興家、そして「けつばん」と伝えました。ドキドキしながら正解のSEをもらうと、案内人がペラペラ語り出します。壮大なBGMも相まってひたすら感動していました。この一枚絵と文字だけなのにBGMが壮大ってところが、本当にスゴイんですよ。豪華なCGなんてなくても、物語の展開と演出だけでこんなに感動できるんです。すごい。
案内人さんはとても丁寧に種明かしをしてくださって、理解力のない私には大変ありがたいものでした。興家の虐殺癖も、一切行使しない津詰のことも、このとき初めて気付けました。そう思うと、逆にやっこちゃんやマダムはかなりリアルですよね…こちらでコントロールできてしまっていたということですから。はぁ…プレイヤー自身が、遠い昔に己の過ちを悔いた陰陽師の精神です、か。ほんと、凄いゲームだわ…(ガチのため息)。
真エンドでは、呪いが解かれたその後の様子をざっくり見ることができました。秘術のない世界でも、なんとか今を生きようと努力する姿が見られます。しかし、どこか切ないな…とも思いました。プレイヤーも物語に混じりながら、呪ったり呪われたりしながら、皆で協力して呪いを解く術を探して。各キャラクターの絆は間違いなくそこにあったな、と思ってしまいます。
あと、真エンドでちゃっかり興家がいるの結構面白かった。弓岡にドヤ顔で迫ってたりとか、ああいう最初だけしか見られなかったキャラの活躍がまた見られたのは良かったですね。ただ、それを言ってしまうとやっぱり葉子のことはちょっと心残りでもあります。興家と葉子がともに仲良く生存できる世界線は無かったのだろうか…。無いほうが物語的に綺麗なのは分かってるんですけど、いつか何かしらでそういうのも見てみたいですよね。
というわけで、まとまりがなく申し訳ありませんが、一旦これにて感想とします。
最近、某配信者が実況を始めたりしてまたトレンド入りが続いてますね。定期的にセールしまくってるのもすごい。制作者の方々やファンからの作品愛にも溢れていて、こんな素敵なゲームを初見のまま自分でプレイできて本当に良かったなぁ〜と心から思います。
ここまで読んでいただいた方はありがとうございました。
最後にお気に入りの実況動画を貼っておきます。
推しのニュイ・ソシエールです。資料をすべて丁寧に読み上げてくれて聞き取りやすく、「ああつまりこういうことね」みたいな例え方や捉え方が的確で、キャラへの感情移入もあってもうほんと大好き。基本一本道で、見てないエンドは是非ゲームを買って自分でやってねスタイルなのも好き。
酒コアラに見えてめちゃくちゃ頭の回転が早く察しの良いでび様。資料は要点を押さえてサクサク読むタイプで、それでいてシナリオの理解度もえらい高い。ツッコミどころの多い登場人物に対して「そうそう!」と頷いてしまうほどのツッコミをしまくってくれます。
みんな大好きエイコーちゃんのスクエニ番組、クリカノでもやってます。エイコーらしさ満点の実況で、隣でニヤニヤしている酒井さんと岐部さんも面白い。再生リストがなかったのでPart1だけ貼ってますが、最後には制作陣のインタビューもあるので必見です。コバゲンさんのイラストめっちゃ可愛かった。