目標設定に絶対必要なモノ
みなさんは、大小はあれ日常的に目標を立てると思います。
目標は人ぞれぞれですが、目標を立てて達成を目指すために絶対必要なモノが3つあります。
それは何でしょうか?
目標設定に必要なモノ
それは…
①スタートライン ②ゴールライン ➂期限
この3つです。
この3つは目標達成の可否を判断する上で絶対に必要です。
それでは一つずつ見ていきましょう。
①スタートライン
まず、今自分が立っているスタートライン(現在地)を知る必要があります。
グーグルマップでも現在地がわからないことには目標までのルートを知りようがないですよね。
②ゴールライン
こちらも当たり前ですが、ゴールライン(目標達成地点)も知らなければいけません。
目標に対して自分自身の立ち位置を知ることで、ゴールまでの距離がわかります。
この2つで目標を立てられた!と思うかもしれませんが、これでは不十分です。目標設定する上で一番重要なことは➂期限を決めることです。
➂期限
『期限』を辞書で引くと「ある一時点から、その先の決められたある時点までの、連続する期間を表す」とあります。
つまりスタートラインからゴールラインまでの連続する期間のことです。
何故これを決める必要性があるのでしょうか?
期限は目標達成の可否を正確に判断できる
期限を決めることが何故重要かというと、目標の達成or未達成を正確に確認出来るからです。
例えば、22歳の時に年収1000万を目標に設定したとしましょう。
その人は22歳の時は年収350万でしたが、25歳の時には年収500万、30歳には年収800万になりました。
そして、50歳の時にとうとう年収1000万になり、目標達成です!
しかし、22歳の時に立てた「年収1000万」という目標は28年後の50歳の時に達成することを想定していたでしょうか?
この答えは本人にしかわかりません。もしかすると本人もわからなくなっているかもしれません。
何故か?
期限を決めていなかったからです。
人生の目的を達成するために目標を立てよう
私たち人間には寿命があります。
日本では男性が81歳・女性が87歳(2023年現在)とされていますが、人生90年ぐらいと想定できます。
そんな時代に年収1000万は決して人生を懸けてやりたかった目的ではなく、自分がやりたいことをやるための目標の一つだったと思います。
その目標が達成した、と言えるかどうかは期限を決めることで正しく判断ができるようになります。
期限を決めると、目標達成or未達成が一目瞭然となります。
未達成の場合は、失敗したと感じ落ち込むでしょう。周りからも冷ややかな目で見られるかもしれません。
失敗とは目標達成に向けて費やしてきた時間、労力、資金、信用や評価を失うことです。
失敗に対してその過程で経た信用や評価はもしかしたら失わずに済むかもしれません。チャレンジしたことで評価が上がることもあります。
しかし、期限を決めるということは、その中で失われた時間の重要さを認識することで、失われた時間は決して取り戻すことができません。
「有限である人生の時間を失う」という失敗を、自分自身にごまかさず正しく認識することは非常に辛いことで受け入れがたいことですが、次に進むために大事なステップです。
失敗を正しく認識して初めて「今度は絶対に失敗しない」という次の対策が立てられます。正しく認識することで初めて失敗は成功のもととなるのです。
自分の目標を見返そう
ここまで書いたように期限を決めることは自分に残された時間を最大限有効活用するためにとても重要な要素です。
自分が立てた目標がある人は、もう一度見返して一つずつに期限をつけてみましょう。
目標があいまいな人は目標+期限を意識して立ててみましょう。
目標は自分で決めたゴールラインです。決して人生の目的ではありません。
ゴールの先に何が待っているか?
ゴールの先にある「人生の目的」を見据えて、日々の目標設定をしていきましょう。