スポーツトレーナー 牧野竜太

スポーツトレーナー活動・鍼灸治療院経営をしています。 オリンピック選手・日本代表選手が所属する複数チームから依頼されて年間200日以上飛び回っています。 一流の選手・スタッフ達を間近でサポートし、『勝ち抜く思考』を独自目線でスポーツトレーナー活動に落とし込み、ゆるりと発信します。

スポーツトレーナー 牧野竜太

スポーツトレーナー活動・鍼灸治療院経営をしています。 オリンピック選手・日本代表選手が所属する複数チームから依頼されて年間200日以上飛び回っています。 一流の選手・スタッフ達を間近でサポートし、『勝ち抜く思考』を独自目線でスポーツトレーナー活動に落とし込み、ゆるりと発信します。

最近の記事

一つの怒り歳を取り、一つの笑顔で若返る

心から笑えていますか? 皆さんは最近心から笑えていますか? 毎日が楽しいことばかりで埋め尽くされていればとても幸せですが、そんなことはありませんよね。 仕事が忙しかったりミスをしたり、小言を言われたり… 悲しいことが続くと、人は笑えなくなります。 笑顔がなく、いつも気難しい顔をしている人は、眉間にシワがより近寄りがたい雰囲気がありますよね。 そんな表情を見ると、周りの人は喋りかけるの敬遠してしまいます。 その人自身は幸せかもしれませんが、周りの人は常に気を使いビクビクし

    • 治療は消費ではなく投資である

      皆さんはマッサージや鍼治療を受けに行ったことがありますか? スポーツをやっている人なら、治療を受けたことがある人は多いかもしれませんが、そうではない人はなかなか治療に行く機会は少ないかもしれません。 また、治療というと、どこかが悪くなったものを治しに行く、というイメージが強いかもしれません。 しかし私の思う『治療』は、自分の人生に対する投資だと思っています。 東洋医学では『未病を治す』という言葉がありますが、身体の治療をするということは、疲れてから・痛くなってから行く『

      • 読んだ本の中にあなたのクライアントは載っていない

        あなたは読書が好きですか? 私達の仕事は人の身体を対象としているため膨大な知識量が必要になります。その知識は学校に通っていた数年では到底理解が及ばす、仕事をしている間は生涯を通して学ぶ必要性があります。 知識の習得方法は人それぞれですが、私はネットや動画で知識を検索するよりも本を読んで言葉を自分なりの解釈に咀嚼して、知識を得ていくことの方が好きです。 自分が仕事をしていく中でよく出くわす症状に対しては取り分けたくさんの知識を習得しようとしますが、クライアントが目の前に来

        • 実績を積むことの大切さ

          みなさんは新しいことを始めようとした時に、まずどのような行動を取りますか? 私は情報収集のために情報を集めます。それもネットではなく本を読むようにしています。 それは何故かと言うと、ネットの情報は今日書いたことが明日修正されている可能性がとても大きいと感じるからです。 それに比べて本の場合、何度も何度も構成して、完璧と思われた段階で出版されるため情報に対して何度もチェックした上で発信されており、信憑性があるからです。そして後から修正できないので、筆者も本当に心から信用し

          仕事の本質とは?

          世の中には数えきれない仕事があります。 その中から、私は鍼灸マッサージ師という職業を選択して、スポーツトレーナーという仕事を選びました。 みなさんにとって仕事はどのような存在ですか? 「お金を稼ぐ手段」と答える人はいるでしょう。 「世間との関わりを持つ手段」と答えた方もいました。 私は仕事の本質を「自分が人のために役立つことを提供する手段」だと思っています。 学校を卒業してどんな仕事をしようか?と考えた時「稼げるから」「マッサージをすること(されること)が好きだから

          信用や信頼って何?

          信用とか信頼の大事さは皆さんわかっていますが、じゃ信用や信頼って何?と言われた時、答えることが出来ますか? あの人なら任せられる。 あの人が言うなら間違いない。 そんなふうに信用がある人は、他の人と何が違うのでしょうか? 私は「数」だと思っています。 例えば、行きたいランチのお店をGoogleで検索する時『ランチ レストラン』と検索すればたくさんの情報が出てきます。 その中からパスタを食べたいと思った時、写真と合わせて口コミと『星の数』を調べます。 そして『口コミの数

          与えられた仕事でNo1になる

          みなさんは今の仕事内容に満足していますか? 転職を考える時、「仕事内容には100%満足しているんだけど、待遇が…」という人はほとんどいません。 100%好きな事だけをやって仕事をしている人は、0.00001%ぐらいだと個人的には思っていて、どんな業種の仕事でも必ずやりたくないけどやらないといけない業務が出てくると思います。 これは会社員に限ったことではなく、個人事業主になれば好きを追求できる分、やらないといけない作業も膨大です。 では、この「やりたくないけどやらないといけ

          与えられた仕事でNo1になる

          準備万端な時など無い!

          何かを始める時、みなさんならどのタイミングで始めますか? やりたいことができた時、すぐ行動しますか?それとも用意を万全にしてから行動に移しますか? 例えば、年末に勉強会を開催しようとします。 ・やろうと決める ・やる内容を決めて資料作成 ・実行するための計画(場所・日時・参加費)を立てる ・一緒にやる人(実行委員)を決めてアポを取る ・必要なモノ、呼ぶ人をピックアップする ・インフォメーションする ・参加者を募る ・参加者数に合わせて会場の準備をする ・開催する...et

          権利と義務

          皆さんは独立したいですか? YESと答えた方は、きっと今の環境でやりたいことが出来ていないのかもしれませんね。 人が職場を辞める理由は主に4つ ●給料が安い ●休みが少ない ●人間関係が上手くいかない ●やりたいことが出来ない 細かな諸事情はあるかと思いますが、辞める理由の90%以上はここに当てはまります。 この中で、やりたいことが出来ないが当てはまる人は、実は独立を考え直した方がいいかもしれません。 組織の中で、やりたいことが出来ない!と言っている多くの人はリスクを

          すぐに答えは出てこない

          皆さんは問題にぶち当たった時、どのようにして対処しますか? 人に聞くことが1番多いと予想しますが、最近ではネット検索で答え探しをすることの方が増えているかもしれませんね。 では答えっぽいものが見つかった時、それですべて解決するでしょうか? 私たち鍼灸マッサージ師は、常に多くの問題を抱えています。 肩こりで来院した患者さんが、ある時は良くなったのにある時は改善しない。 そんな事はしょっちゅうあります。 前答えが見つかったと思ったのに、次の日には同じ答えでは不正解になるので

          全員と全体の違い

          私達は仕事をしていると決断を迫られる時があります。会社経営者やリーダーになれば、決断の回数が増えますが、そうじゃない人でも必ず決断は求められます。 決断を迫られる時。それは意見が別れている時です。 つまり、右に行きたい人と左に行きたい人がいて、右か左か決めてくれ、と言われているのです。 決断をした結果、その瞬間は幸せになる人もいればそうじゃない人もいます。 全員が納得する決断というのはあり得ないのです。 ではどうすればいいか? 全員が幸せは難しい。だけど、全体を幸せにする

          自由のために不自由を引き受ける

          みなさんは自由に好きなことだけをやって仕事したいと思いますか?誰しもがそう思うでしょう。 一日3時間だけ働きたい人もいれば、同じ作業だけ繰り返しやりたい人もいると思います。 お金の計算はしたくない!とか、人と接するのが好きだから他のことはやりたくない、という人もいるでしょう。 では、自由に仕事をするためには何が必要でしょうか? それは「相手の不自由を引き受ける」ということです。 人は誰しも得手不得手があります。 人付き合いが得意な人がいれば苦手な人もいるように、自分が

          自由のために不自由を引き受ける

          必要なスキルは目の前のクライアントが教えてくれる

          みなさんは新しい知識やスキルをどのようなタイミングで得ようと思いますか? トレーニングやケアグッズ、ダイエット方法など、巷で人気になる「旬なトピック」が出ては消えていくのを繰り返します。 その時良い!と思って学んで取り入れても、何故か一年後にはブームが去り、全くやらなくなったりします。 特に独立したての頃はこの傾向があります。 「所属していた時は自分の思うような治療が出来なかったから、独り立ちしたら好きなように治療するぞ!」と意気込んで、色んなものを取り入れがちです。 悪

          必要なスキルは目の前のクライアントが教えてくれる

          習慣は自分にだけ影響するものではない

          みなさんはスポーツをやったことがありますか? スポーツの世界では、上を目指すために、日々鍛錬に励む姿を見ることができます。 半年間・3カ月間・1ヵ月間・1週間・3日間とその時々で期限を決めて、やるべきことを計画に落とし込み、徹底的にやっていきます。 期間はその時々によって変わりますが、期間中は他のことにはわき目も振らず、集中して取り組むことが出来るアスリートは結果がついてきます 毎日変わったことをするのではなく決めたことを淡々とこなす。ルーティン化したトレーニングを妥協

          習慣は自分にだけ影響するものではない

          真似る極意

          皆さんは何かを始めるときにどこからスタートするでしょうか? 私たち鍼灸マッサージ師は学校で一定のスキルを学びます。しかし、実際に現場に出てみると、そのスキルがそのまま患者さんに通用しません。 なので、私たちはまず先輩治療家が実際に治療する姿を見学し、どのように方針を立てて治療を組み立てていくかを見て学びます。 すなわち、人の真似からスタートするのです。 では、そこから技術が伸びる人とそうじゃない人の差は何なのでしょうか? 実は、人を真似るにもコツがあります。 同じよう

          為善最楽〜善をなすこと、最も楽し〜

          みなさんはこの言葉をご存知ですか? 後漢時代の劉蒼(りゅうそう)という方の言葉とのことですが、為善最楽(いぜんさいらく)と読むようで、日本語にすると「善をなすこと、最も楽し」と訳します。 この言葉は私達鍼灸マッサージ師の根幹となり得る素晴らしい言葉だと思います。 どういう意味か? 日本語訳そのままの意味ですが、 「善い行いをすることが、1番楽しいことである」ということです。 仕事とは、楽しいことばかりではなく苦しかったり辛かったり時には悲しい思いをすることもあります

          為善最楽〜善をなすこと、最も楽し〜