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詩・エッセイ

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空(くう)のnote記事の中の『詩』『エッセイ』だけを集めたマガジンを作ってみました。 お楽しみください。
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2024年10月の記事一覧

[詩]桔梗 第1054幕

近所で見つけた花 君の名前は『桔梗(ききょう)』 濃い青紫色の花が 凛々しいね 家紋にも使われる 古くから 愛されて来た花だ 秋の七草のひとつでもある 秋の七草は 萩(はぎ)  薄(すすき)  桔梗(ききょう)  撫子(なでしこ)  葛(くず)  藤袴(ふじばかま)  女郎花(おみなえし)  だ 桔梗の花言葉は『永遠の愛』『変わらぬ愛』『気品』『誠実』『清楚』『薄幸』だ 君の名前は『桔梗(ききょう)』 君と 僕との いつまでも 変わらぬ愛の花 いつもご覧頂き

[詩]スフレ・プリン かぼちゃ 第1053幕

本日は ファミマのスイーツを ご紹介! 君の名前は『スフレ・プリン かぼちゃ』 明日は ハロウィンだね ハロウィンといえば かぼちゃ ということで かぼちゃのスイーツを 探してみると 近所のファミマに かぼちゃプリンが売ってたので 買ってみた カップの 1番底には カラメルが その上に かぼちゃプリン そして ホイップクリームが乗る 1番上には かぼちゃスフレが これでもかと てんこ盛りに 乗っている では 食べてみよう いただきます かぼちゃスフレは

[SS]月が綺麗ですね 第1052幕

小さな病院で、男の子と女の子が生まれた。 男の子の名前は ケン。 女の子の名前は ハル。 病院の新生児室で、隣同士のベットに寝ていた。 ケンの家とハルの家は隣同士。ケンとハルの両親は、同じ街に同時期に引っ越してきて、年も近かったからか、とても仲が良かった。 ケンとハルは、幼稚園も小学校も中学校も高校も一緒で、お互いの家の部屋にも良く行き来するし、学校への登下校も当然一緒に行く。いわゆる、仲の良い幼馴染の関係にあたる。 ケンには高校で出会い大親友の リョウがいる。 ハル

[詩] ツリバナの実 第1048幕

近所で見つけた実 君の名前は『ツリバナの実』 真っ赤な実が 枝にぶら下がるように 実ってる そして 実の先端が5つに弾けて オレンジ色の種が 姿を見せる 初夏には 淡い緑〜淡いピンクの 小さな花が ぶら下がるように 開花するが とても小さな花のため 目立たない 一方 秋には 真っ赤な実が 目に飛び込んでくる 花言葉は『片思い』だ 君の名前は『ツリバナの実』 夜風に 揺れる 軒先に 吊り下げられた 真っ赤な ランタン いつもご覧いただきまして 有難う御座いま

[詩]金木犀 第1047幕

本社前に 咲く花 君の名前は『金木犀(キンモクセイ)』 オレンジ色の花が 咲き出した 甘い香りが 漂ってくる 三大香木の一つ 春に咲く『沈丁花(ジンチョウゲ)』 夏に咲く『梔子(クチナシ)』 そして 秋に咲く『金木犀』 香りが良い花として知られる ああ 秋になったんだなあ・・・ 改めて そう感じさせてくれる 秋を代表する花だね 金木犀の花言葉は『謙遜』『気高い人』『真実』だ 君の瞳は『金木犀(キンモクセイ)』 地上に降りた 最後の天使・・・🤣 いつ

[詩]唐辛子 第1046幕

近所の畑で見つけた 君の名前は『唐辛子』 まだ 緑の唐辛子と 真っ赤に熟した唐辛子がある うん 見ているだけで 口中に 辛みが広がっていくね 唐辛子って こんな風に育つんだあ 唐辛子の花は 6月〜8月に 白色と紫色の 小さく 可憐な花が咲くという もし 来年まで 覚えていたら 見てみようっと 花言葉は『旧友』『嫉妬』『雅味』『生命力』『悪夢がさめた』だ 君の名前は『唐辛子』 ピリリと辛い ニヒルな アサシン いつもご覧頂きまして 有難う御座います。 スキ 

[詩]芋羊羹 第1045幕

秋の旬といえば サツマイモだね そして 和スイーツといえば 君の名前は『芋羊羹(いもようかん)』 会社からの 帰宅途中の 乗り換え駅構内にある 紀ノ國屋スーパーで売ってたから 買って来た ちょっと これ 寒天で固めてる? もっと 芋芋感ある 寒天使ってないやつが 好きなんだが・・・ ああ 舟和の芋羊羹食いてえ〜 でも ないので こいつで我慢すっか 羊羹といえば 飲み物は 抹茶でしょう 久々に 抹茶を点ててみた まあ 一応 YouTubeで 裏千家の点て方を

[詩]酔っぱらっちゃたオリーブ 第1040幕

お酒を飲んで ご機嫌のオリーブ みんなで ワイワイ 大騒ぎ 真っ赤なお顔で 饒舌に話す オリーブ 隣の ポパイは 心配なのか 真っ青な顔 そんなポパイを 揶揄う ブルータス 今日は楽しい 飲み会だ そんなシーンがありそうな・・・🤣 近所の畑の木になる オリーブの実 本格的な 秋の訪れ そんな一幕 いつもご覧頂きまして 有難う御座います。 スキ フォロー コメント等を頂きまして 有難う御座います。 では また次のnoteで お会いしましょう。

[詩]秋桜 第1037幕

近所の公園に咲く花 君の名前は『秋桜(コスモス)』 秋桜を見ると 秋になったんだなあって しみじみ思うんだ 可憐な花だよね 花言葉は『調和』『謙虚』『乙女の真心』だが ピンクのコスモスは『乙女の純潔』 白のコスモスは『純潔』『優美』『美麗』 オレンジのコスモスは『自然美』『野生的な美しさ』『幼い恋心』 赤のコスモスは『乙女の愛情』『調和』 黒のコスモスは『移り変わらぬ気持ち』『恋の終わり』『恋の思い出』 と 色ごとに 別々の花言葉を 持つらしい 君の名前

[詩]玉簾 第1034幕

我が家の庭に咲き出した 君の名前は『玉簾(タマスダレ)』 別名を『ゼフィランサス』という ピンクの花を咲かせる『サフランモドキ』 白い花の『タマスダレ』 どちらも 同じ種類の花だね どうりで 花がそっくりだと思った 白と黄色が 眩ゆいばかりに 光ってる 玉簾と聞けば 自然と 歌い出してしまうよ ♪ アさて、アさて、さて、さて、さて、さて、さては 南京玉すだれ・・・♪  ってね 🤣 花言葉は『純白な愛』『期待』だ 君の名前は『玉簾(タマスダレ)』 純白の

[詩]モンブランケーキ 第1033幕

息子が買ってきてくれたケーキ 君の名前は『モンブランケーキ』 秋の旬といえば 栗 栗といえば モンブランケーキだよね 雪山 モンブランを 模した外観 山の頂には 雪を模した 粉砂糖 茶色と白のバランスがいい では 食べてみよう 頂きます 茶色のメレンゲ焼き菓子台座の上には 生クリーム そして 細いチューブ口から 絞られた モンブランクリームが 山を想起させる 頂には 粉砂糖の雪を降らせる 実に 王道 モンブラン メレンゲの焼き菓子の サクサク ホロ

[詩] Rain 第1032幕

昨日から ずっと雨 シトシト シトシト 降っている 雨が降って 急に涼しくなったね 夏から 急に 秋に 早変わりさ 雨降って 地固まる って言葉があるね 雨降ると 最初はグチャグチャになって 柔らかくなって  スッテンコロリン しやすいけれど 雨が上がり 晴れて 地面が乾けば  また いつも通りに 歩けるようになるのさ 歩く時には もっと慎重になるし 前の失敗も生かされるんだ だから 大好きな あの人と 喧嘩をしても きっと あの人と 仲直りができる も

[詩]彼岸花 第1031幕

近所で見つけた花 君の名前は『彼岸花』 お彼岸は とっくに過ぎたけど 涼しくなって ようやく 咲き始めた 見た目は 真っ赤な 華やかな花だけど どこか 寂しげな花だね 花言葉は『悲しい思い出』『あきらめ』『独立』『情熱』だ 君の名前は『彼岸花』 熱き血潮を 迸りながらも どこか寂しげな 君の眼差し いつもご覧頂きまして 有難う御座います。 スキ フォロー コメント等を頂きまして 有難う御座います。 では また次のnoteで お会いしましょう。

[創作] 時蕎麦 第1030幕

ここは 飯屋を営む 幽霊の お菊さんの店 毎日 大繁盛の日々・・・ お菊さん 今日の蕎麦 美味かったよ ごっそさん お愛想! いくらだい 九文よ 細かいので悪いなあ 一枚 二枚 三枚 四枚 ところで 今何時だい? 五つ時だけど そうかい じゃあ 六枚 七枚 八枚 九枚と また 寄らしてもらうよ・・・ 毎度 おおきに お客さんも いなくなったことだし そろそろ 店じまいでもしようかしら 今日も 忙しかったわね 今日の売り上げは? っと 一枚 二枚