「カンバセーションズ」が目指していること
こんにちは。
インタビューサイト「カンバセーションズ」の原田優輝です。
「『問い』をカタチにするインタビューメディア」として、先日リニューアルした「カンバセーションズ」では、
「コンテンツ配信メディア」から「共創のプラットフォーム」へ
を合言葉に、これからの方向性を模索していきたいと考えています。
新しくなったカンバセーションズのインタビュアーとなるのは、新規プロジェクトや作品制作のアイデアを持つクリエイターや起業家、企業や自治体の新規事業担当者たち。
彼らの着想をカタチにする過程で必要となるリサーチの場をインタビューを通じて提供し、その過程をインタビュー記事として発信していくとともに、アイデアのブラッシュアップや資金調達、人材マッチング、PRサポートなど、プロジェクト実現までインタビュアーに伴走していく新しいメディアのあり方を模索していきます。(qonversations.netより)
フォーマット=メッセージ
インタビューする側にスポットを当てるというカンバセーションズのフォーマットは決して奇を衒ったものではなく、「答え」よりも「問い」に目を向けることこそが大切なのではないか、というメディアとしてのメッセージが込められていました。
いま周りを見渡してみると、「問い」の重要性が色々なところで語られるようになっていますし、メディアとして自分たちが目を向けてきたものは、あながち的外れなものではなかったかなと感じています。
ただ、同時に、概念的なメッセージや、読み物としてのコンテンツを発信・配信することにとどまってしまうところに、メディアとしての限界も感じていました。
そこで、「カンバセーションズ」というメディアの可能性や存在意義を色々と考えてみた結果、出てきたひとつのアイデアが、プロセスを共有・発信しながら、「問い」をカタチにするまでインタビュアーに伴走するという役割を担うことでした。
リニューアル後のカンバセーションズが配信するコンテンツは、基本的にはこれまで通りインタビュー記事が中心になるはずです。
ただし、配信される記事はあくまでもプロセスのひとつであり、メディアとしての目的は、何度もしつこく書きますが、インタビュアーの「問い」をカタチにすることです。
そのためにメディアとしてできること、動けることをできる限りしてみよう、というのがいまの「カンバセーションズ」のスタンスです。
「メディア+α」として機能する
これからの「カンバセーションズ」のあり方として、漠然と思い描いているのは、「メディア+α」として機能するということです。
あくまでもメディアの軸となる対外的な発信機能は保ちながらも、
+リサーチ機関
+インキュベーションプラットフォーム
+コンサルティングファーム
+制作プロダクション
など、さまざまな「+α」の役割を担えないかなと目論んでいます。
これを実現するためには、各界のスペシャリストたちとのコラボレーションが不可欠です。(いまのカンバセーションズには、人の話を聞くことくらいしかできないので…)
クリエイター、研究者、投資家、ジャーナリストなど、さまざまな分野、職種の方たちと提携関係を築くことで、個人、企業、自治体など「インタビュアー」となる人たちの「問い」をカタチにする「共創のプラットフォーム」として機能するメディアになること。
それが現時点で考えているメディアとしての未来像です。
(そこには、メディアとしての新しいマネタイズの方法論を開発したいという野望もあったりします)
とはいえ、現時点ではこれらは単なる「机上の空論」に過ぎません。
そこで、インタビュアーたちの漠然とした着想をカタチにするべく、継続的にインタビューを行っている「カンバセーションズ」にならって、
「カンバセーションズ」が「共創のプラットフォーム」になる方法
とでも題して、ヒントを与えてくれそうな方たちにお話を聞きに行くという"裏カンバセーションズ"的な企画を、このnoteで配信してみるのも面白いかなーと思っています。