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中から見たクオラ、外から見たクオラ。
こんにちは。グループ経営企画室の木藤です。
普段はクオラグループの中からの様子をお届けしている社内報ですが、今回は「クオラを一度退職して再びクオラに入職した職員」にクオラにいて感じたこと・クオラを離れて感じたことを伺ってきました!
クオラで働いているときのエピソード、皆さんが普段働いているクオラは外からはどう見えるのか?働きやすい環境の充実を図るクオラは実際働きやすいのか?など赤裸々に語っていただきました。
今回のインタビューは2本立て!
第1週は
通所リハクオラiあいら 堀之内さん
第2週は
クオラリハビリテーション病院 看護部 中囿さん
のインタビューをお届けします。
周りの人に支えられて
堀之内さん(通所リハクオラiあいら)
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なんとなく、クオラ
―はじめに、新卒でクオラに入社した経緯や理由を教えてください。
なんとなくです。(笑) 今はこうやって介護士として働いていますが、高校の時は簿記が得意で事務職に就こうと思っていました。特に勉強が好きというわけでもなかったんですけど、簿記だけは得意で。実際に高校3年生の時には事務職の採用も受けたんです。時間がたっても連絡がなくてどうしたんだろうと思っていたら、「本当は女性が欲しかった。」と連絡がきたんです。
このまま受験しても受かる気配がない、と学校の先生に言われ、あきらめて福祉の専門学校に進むことにしました。就職活動の時に同じ学校の先輩がクオラで頑張っているという話を聞いてクオラを受けてみることにしました。
1社目だったので練習のつもりで受けたんですけど内定をもらえて、パインツリーホーム(現:介護老人保健施設クオリエ)で働くことになりました。「福祉に貢献したい!」とか「家族の介護がきっかけで…」とか誇れるような動機はなくて本当に何となく介護士になって何となくクオラを選んだという感じです。
―実際に入社してみてどうでしたか?
新卒で入ってから一度退職するまではめちゃくちゃ楽しかった思い出しかありません。今でもあの頃は楽しかったなあと思い出すことがあります。当時の通所リハの先輩方がとても良くしてくださって、公私ともにいろいろな経験をさせてもらいました。
特に覚えているのは1年目の時の勉強会です。介護福祉士を取得して入社したこともあって、ケアプランを作ってこいと言われたんです。よくわからないまま勉強会で提出したケアプランにたくさんダメ出しをもらいました。
「そんなこと分かるか!」と思ったりもしましたがいろいろ突っ込まれるうちに必要な情報が何か、どうしたらその情報が得られるのかを考えるようになりました。休みの日にアポを取って利用者の自宅訪問をしたこともありました(笑)結局そこから3、4回修正や指導が入ってやっと完成しましたが、あの勉強会での経験は今の仕事にも活きています。
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環境と立場の変化
―そんなに楽しいと思っていたのにどうして辞めようと思ったんですか?
入社して5、6年目だったかな…お世話になっていた先輩たちが次々退職していって、自分が主任として通所リハを任せられることになりました。でも、僕は介護士として現場の業務ばかりだったので売上とか加算とかそういった知識がつかないまま、通所の主任になりました。
どうしたらいいんだろうと悩んでも支えてくれる先輩はいない、自分が先頭に立って通所を営業していかないといけない、そんなプレッシャーと環境の変化に耐えられなくなって逃げたんです。当時、一緒に働いていた職員も何人かまだクオラで働いていますが、たくさんの仕事を丸投げして逃げたことは今でも申し訳ないと思っています。
やめてわかった、自分の適性
―退職された後はどこで働かれていたんですか?
県内の病院とそこが経営する老健で約3年間、介護士として働きました。ずっと通所で働いていた自分にとっては初めての入所施設での仕事です。初めの方はせっせと頑張っていたのですが、次第に「あれ、俺夜ちゃんと寝ないと全然頑張れない。」と自分にとって夜勤やシフト制の勤務が合わないことに気が付いたんです。ずっと通所にいればそんな自分に気が付くこともなかったでしょうから「やめてよかった」と思える唯一の理由は「自分の適性に気が付けたこと」ですね。(笑)
あいらから再スタート
―そこから再度転職を考えたんですか?
不満があったわけではなかったのでどうにかして職場を移ろうと思っていたわけではなかったですね。介護士は続けたかったのでいいところがあれば行こうかなくらいでした。
そんな時にクオラで働いていたころの同僚からご飯に誘われました。そこで、深い意味もなく「通所に移りたいんだよね~」という話をしたら「じゃあクオラに帰ってきてよ!」と誘ってもらえたんです。
当時は川内にもクリニックがあって、姶良の病院も統合したばかりの頃でした。さつま町の通所は一度辞めたこともあってちょっと行きづらくて…通勤は少し遠いけど、すべてゼロから始められる姶良で働くことにしました。
とは言っても僕のことを知っている人はまだたくさんいましたから、さつま町に行くと「お前なんでいるの?(笑)」と言われました。入社式で辞令をみんなの前で受け取ったときは会場がざわついてましたね。
―辛くて辞めたクオラに戻ってこようと思えた一番の決め手は何ですか?
人です。これに尽きます。プレッシャーから逃げたこと、迷惑をかけたことは今でも申し訳なかったと思いますし、負い目に感じています。それでも、当時一緒に働いていた職員が「戻っておいでよ」と声をかけてくれたことが本当に嬉しくて、「この人たちの力になりたい、一緒に働きたい」と思いました。パインツリーホーム時代の楽しかったことも思い出しましたね。
クオラの一番の魅力は…?
―一度クオラをやめて戻ってきたからこそ分かる、「クオラのここがいいな」と思うところはありますか?
僕だから感じることかもしれませんが、クオラ一番の魅力は「働いている人」だと思っています。入社した当時の先輩や上司、同僚。そして今一緒に働いている通所のみんなもとても心強い人ばかりです。僕自身、人の先頭に立って旗を振るのは苦手なのでそうやって引っ張ってくれる人たちのおかげでなんとか今までやってくることができています。なんとなく入ったクオラでしたが、周りの人たちに本当に恵まれています。
人とのつながりがきっかけで成長させてもらって、戻ってくることができたので、そんな風に頼りになる素敵な人たちがたくさんいることはクオラの魅力だと思います。福利厚生とか待遇とか僕が働いていた別の職場と大きく異なるところはない気がします。あ、グループ忘年会の話をしたら驚かれましたね。「スゲー!」てなってました。(笑)
―最後にご自身の経験を通して学んだこと、感じたことを教えてください。
いろいろな経験することが一番大事!ということかな~。経験するために辞めたほうがいい、というわけではありませんが異動だったり業務の中でだったり、やったことがないことを経験してみるというのはとても大事だと思います。自分の向いていること、向いていないことも分かります。とにかくいろいろな経験や体験を通して自分の「これがしたい」が実現できるといいなと思っています。
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クオラに入職してからこれまでの経験をたっぷり語ってもらいました。
キーワードは「人」。職場での人間関係がクオラで働きたい理由であり続けられるように職員がお互いを尊重しながら業務に励んでいけるといいなと思います。
余談ですが、堀之内さんは僕が姶良の通所リハで働いていたころの上司でもあります。久々にゆっくり話せる時間をいただけてとても楽しかったです。
答えにくい質問もあったかと思いますが、快く受けてくださってありがとうございました!!
来週はクオラリハビリテーション病院 看護部 中囿さんのインタビューをお届けします!
(聞き手・文:木藤)
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