キンコーズで観音開きパンフレットを印刷したいのだが...入稿データどうすれば...
昔、印刷会社でグラフィックデザイナーをしていた時期がある。オフセット輪転機で何千〜何万部刷るような世界だ。そこで入稿データを嫌になるまで作成していた。(ゲロ吐きそうになるよね)
さて時は流れ、プライベートでA4サイズの印刷物を30部程度印刷したくなった。なるべく価格を抑えたいのでキンコーズで印刷する。そこで悩むのは入稿データってどうすればいいんだ??ということ。
印刷会社の場合
印刷会社に入稿する場合、こういうデータになる。
完成する印刷物のサイズより少し大きいサイズのデータを印刷し、周りに生えているトリムマーク(トンボ)に従って、裁断機でカットする。
キンコーズの場合
今回、断ち落とし印刷(縁無し印刷)がしたい。家庭用プリンターで印刷すると、以下の図の左のようになるが、右のようにしたい。
「印刷会社の場合」に書いたように、少し大きめに印刷してカットすると縁が出ない。
キンコーズでも、一つ上のサイズで刷ってカットすれば良い。
A3のびサイズまでなら値段が変わらないので、A4サイズを印刷したいならB4サイズで刷れば良いということだ。
裁断
キンコーズのサービス
220円/回。4辺なので、880円。
キンコーズのセルフサービス
裁断機を無料で借りれる。
https://www.kinkos.co.jp/faq/services#:~:text=プリントサービスをご利用頂いたお客様には、無料で裁断機のお貸出しをいたしますので、作業台にてご利用頂けます。
折り加工
キンコーズのサービス
550円+1回折るのに1円
30部*観音なので3回折ると、640円
自分で折る
30部くらいであれば、自分で折っても良いかもしれない。
折るコツとしては、あらかじめ筋を入れること。カッターの裏か、紙が薄ければ箸などが良い。キンコーズのセルフスペースにちょうど良い道具があれば良いのだが…これは実際に行ってみて考えよう…
筋を入れる方向は以下のサイトを参照。
キンコーズのセルフサービス一覧
どうでも良い話
トンボ
イラレ上では「トリムマーク」と書いてあるのに、ついつい後輩に教える時に「トンボ」と言ってしまい、「なぜ今、昆虫の名前が出てくるんだ?」という反応をされる。
由来を調べると、「形がトンボに似ていることから」という記事がヒットする。
どうだろう…トンボに似ているだろうか…