【 noteで学ぶ 最新おでかけ展覧会 】 11月第1週はどこに行く?
= こんな人におすすめの記事です =
「 教育もかねて子どもとアートを楽しみ、僕自身もアートを学ぶ週末を過ごしたいけれど…時間がなくて情報収集が追いつかない! 」
これ、僕の欲求です(苦笑)。
でも、あるある、ですよね?
ですが、なかなかどこを調べたらいいか分からないし、これらの情報にたどり着けないことがしばしば。
…ということで、このnoteでは、『 最新のおでかけスポット・展覧会 』の情報を週に1回お届けしています。今週のおでかけ先の参考にしてください。
なお、『 他にもこんな展覧会がおススメですよ! 』というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。教えてくださった方に、1コメントにつき100円をnoteのサポート機能でプレゼント!
= 今週のおでかけ展覧会:東日本編 =
埼玉県立近代美術館
埼玉県立近代美術館は、1982年に開館した日本で最初の県立近代美術館の一つです。黒川紀章氏による設計で、埼玉県の豊かな自然を取り入れた開放的な空間が特徴です。美術館は、現代アートや日本の近代美術に加え、国内外の優れた作品を収蔵しており、地域のアートシーンの発展にも貢献しています。また、教育普及活動にも力を入れ、ワークショップや公募展など幅広い活動を行っています。
企画展「没後30年 木下佳通代」
期間:2024年10月12日~2025年1月13日
この企画展では、木下佳通代氏の没後30年を記念し、彼女の独自の世界観と表現手法を再評価する展示が行われています。木下氏は、日本画と洋画の境界を越えた独自の作風で、自然の生命力や静けさを描き続けました。本展では、彼女の代表作をはじめとする約50点が展示されており、訪れる人々に木下氏の芸術的な足跡を感じてもらうことができます。展示会場では、彼女の作品の背後にあるエピソードや製作時の背景についても詳しく紹介されています。
* 木下佳通代 *
木下佳通代は、日本の画家で、特に自然や静物を題材にした作品で知られています。彼女は伝統的な日本画と西洋の技法を組み合わせた独自のスタイルを確立し、生命の美しさと静けさを表現しました。代表作には「野の花」や「風の詩」があり、その繊細で美しい描写が多くの人々に愛されています。彼女の作品は、穏やかで自然の美しさを象徴するようなものが多く、観る者に静かな感動を与えます。
アクセス
住所:〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
電話番号:048-824-0111
最寄駅:JR北浦和駅から徒歩3分
* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *
すごく勉強になりました…
= 今週のおでかけ展覧会:西日本編 =
細見美術館
細見美術館は、京都に位置する日本美術専門の美術館で、1998年に開館しました。琳派や若冲など日本美術の名品を所蔵し、独自の企画展で日本文化を広く紹介しています。古典美術から近代美術まで幅広い展示が行われており、来館者はその洗練された空間で多様な芸術体験を楽しめます。また、季節ごとの特別展や文化イベントも数多く開催し、現代の日本美術ファンからの支持も厚い美術館です。
展示名: 「美しい春画-北斎・歌麿、交歓の競艶-」
期間: 2024年9月7日(土) - 11月24日(日)
(前期:9月7日(土) - 10月14日(月・祝)、後期:10月16日(水) - 11月24日(日))
解説: この展示は、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎と喜多川歌麿の作品を中心に構成され、春画というジャンルを通じて当時の美意識や文化を再発見できる内容です。北斎と歌麿はそれぞれ独自の技法で男女の交歓を描き、華麗な色彩と繊細な表現で見る者を魅了します。本展では、春画の美しさと芸術的価値に着目し、伝統文化への理解を深めることを目的としています。また、来場者はこの機会に春画の歴史的背景や、文化的・社会的意義についても学ぶことができます。
* 葛飾北斎、喜多川歌麿 *
経歴: 葛飾北斎(1760-1849)は、江戸時代後期の浮世絵師で、富士山の連作「富嶽三十六景」で知られる一方、春画の分野でもその高い技術を発揮しました。喜多川歌麿(1753?-1806)は、美人画で一世を風靡した浮世絵師で、女性の美しさと情緒を描いた作品が多く、春画でもその名を残しています。
作品の特徴と代表作品: 北斎の作品は大胆かつ洗練された線と構図が特徴で、春画においてもその独創性が表れています。歌麿の作品は、繊細で優雅なタッチと豊かな表情表現が魅力で、「婦女人相十品」などが代表作です。二人の作品は、春画というジャンルにおいても当時の美的センスと技術の粋を感じさせるものです。
アクセス
名前: 細見美術館
住所: 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
電話番号: 075-752-5555
最寄駅: 地下鉄東西線「東山」駅から徒歩約10分
* 合わせて立ち寄りたいおでかけスポット *
第一旭、僕、大好きです…
= 今週のおでかけ展覧会:ギャラリー・海外編 =
GALLERY TOMO
GALLERY TOMOは、京都市中京区にある現代アートギャラリーで、アーティストやアートファンに多様な創作表現と交流の場を提供しています。新進気鋭の若手作家から経験豊富な現代アーティストまで、幅広いジャンルの作品を展示することで、地域のアートシーンを支えています。また、株式会社エスパルスと提携し、地域事業の応援にも積極的に参加しているギャラリーです。アートショップも併設しており、アート関連グッズや作品の購入が可能です。
展示名: 近藤大祐 個展「Pathways of Memory」
期間: 近日開催
解説: 近藤大祐の個展「Pathways of Memory」は、記憶の断片や心象風景をテーマにした作品が並ぶ展覧会です。近藤氏の作品は、絵画やインスタレーションを通じて人間の内面や記憶にアクセスし、過去と現在の交錯する感情を視覚化しています。本展では、見る人が自らの記憶や感情に向き合い、作品を通じて個々の物語を感じ取ることができます。アーティストの繊細な筆遣いや色彩の使い方が、時間や場所を超えた心の旅を誘う体験型の展覧会となっており、深い芸術的洞察とともに、普段気づかない自身の内なる世界を探求できる機会です。
* 近藤大祐 *
経歴: 近藤大祐は、日本の現代アーティストで、記憶や感情といった抽象的なテーマを独自の視点から表現する作家として知られています。美術大学で油絵を学び、その後国内外で展示やプロジェクトに参加し、多くのアートファンの注目を集めています。
作品の特徴と代表作品: 近藤氏の作品は、繊細な色彩と重層的な表現が特徴で、鑑賞者が各自の記憶や感情に重ね合わせて楽しめる作品が多いです。代表作品には、インスタレーション「Fragments of Time」などがあり、空間を活かして時間や心の移ろいを表現しています。
アクセス
名前: GALLERY TOMO
住所: 京都府京都市中京区下御霊前町633 寺町通丸太町東入
電話番号: 不明
最寄駅: 京阪電車「神宮丸太町駅」から徒歩約7分
= あとがき =
noteをご覧いただきありがとうございます。
会社員の傍ら、上海で塗り絵本作家になりました、KENTA AOKIと申します。日本・中国を拠点に、個展をしたり、アジアやアフリカの子供たちと塗り絵イベントを行ったり、塗り絵本を出版したり、そういった作家活動を行っております。
作家活動を進める中で、美大卒でもない、若輩者の私は、“ アート ”に関して日々色々なことを学び、そのうえでアート作品を創るようにしております。というのも、“ 美大卒でもない ”というのが結構コンプレックスなんです。
ただ、そんなことを続けていく中で分かってきたのは、
「 アートを学ぶ方法って色々あって、美大の知識は勉強したらつけられるかも!? 」
「 アートって実は科学的かつ論理的で、むしろ理系向きかも!? 」
「 アートを届けるには、ビジネスの知識も必要なんだな 」
でした。
学べば学ぶほど、アーティストだけが“ アート ”を学ぶ・理解するのは非常にもったいないなと思ったのと同時に、もっともっと“ アート思考 ”を応用すると、おもしろいものやサービスが生まれるんじゃないかと思いました。
日々本を読み、実戦しながら、学んでいる僕がこれらを伝えていくことで、よりリアリティを持って、学びが共有できたら嬉しく思います。僕と同じ境遇にある方々に届き、共感頂けたら更に嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。