見出し画像

【 noteで学ぶ ビジネスモデル 】 " 直販モデル "ってどんな仕組み?

= こんな人におすすめの記事です =

「 昇進はありがたいけど、育児、残業、部下の指導で、ビジネスの勉強時間がない!最近は商品も売れにくくて、ビジネスモデルを学びたいのに…。 」

これ、僕の欲求です(苦笑)。
でも、あるある、ですよね?

ですが、なかなかどこを調べたらいいか分からないし、これらの情報にたどり着けないことがしばしば。

…ということで、このnoteでは、隙間時間に学べる『 ビジネスモデルの基本のき 』を週に1つずつお届けしています。皆様のお仕事に、またチームメンバーの育成などにご活用ください。

なお、『 他にもこんなビジネスモデルがありますよ! 』というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。教えてくださった方に、1コメントにつき100円をnoteのサポート機能でプレゼント!


= 今週のビジネスモデル:直販モデル =

ビジネスモデルの名前
直販ビジネスモデル(Direct Selling Model)

ビジネスモデルの解説

概要
直販ビジネスモデルでは、製品やサービスが中間業者を介さず、製造元やサービス提供者から直接顧客に提供されます。これにより、企業は小売業者や中間マージンを削減し、その分のコストを顧客に還元することが可能です。また、直接販売を行うことで、企業は顧客の購買行動やニーズをより深く理解することができ、それに基づいて製品やサービスの改善やマーケティング戦略を最適化することができます。特に、顧客のニーズが複雑で、説明が必要な製品においては、企業と顧客の直接のやり取りが大きなメリットとなります。さらに、営業情報を正確に把握し、均質で安定した流通モデルを構築することも可能です。

収益化のポイント
直販モデルの最大の利点は、販売マージンを削減しながら顧客に直接リーチできることです。これにより、コスト削減だけでなく、営業情報を精緻に把握することで効率的な販売活動が可能になります。また、製品の売上が直接企業の利益に結びつきやすくなり、顧客との長期的な関係を構築することで安定した収益を得ることができます。例えば、デジタルプラットフォームを活用した直販モデルでは、顧客のフィードバックをリアルタイムで反映し、迅速に市場ニーズに応えることが可能です。

Who?
直販モデルは、特に顧客と直接対話が必要な企業や、カスタマイズされたサービスを提供する企業が採用します。

How?
製品をオンラインやオフラインの直販チャネルで提供することで、中間業者を排除し、コスト削減を図ります。

Why?
顧客体験を向上させ、マーケティングや製品改善に必要なフィードバックを効率的に得るためです。

What?
直販モデルは、企業が効率的に市場にリーチし、直接販売を通じて利益を最大化する方法です。


このビジネスモデルを使用している代表的な会社と活用例

  1. タッパーウェア社
    タッパーウェアは「タッパーウェア・パーティ」と呼ばれる家庭での販売イベントを通じて、直接顧客に製品を提供しました。この独自のアプローチにより、宣伝費用を削減し、人的ネットワークを活用して販売を成功させました。

  2. ヒルティ社
    建設業向けの専門企業であるヒルティは、B2Bの直販モデルを通じて成功を収めました。営業コンサルタントを中心としたチームが顧客対応を行い、建設業界における信頼を築いています。

  3. アムウェイ社
    アムウェイは、美容や日用品の直販を専門とし、独立したビジネスオーナー(IBO)を通じて製品を提供。IBOは自らのネットワークを活用して製品を販売し、アムウェイ社は流通費用や広告宣伝費用を大幅に削減しました。


従来のビジネスモデルと比較

直販ビジネスモデルが一般化する以前、多くの業界では「リセラー」や「小売業者」を介したビジネスモデルが主流でした。このモデルでは、製品はまず卸売業者に販売され、その後小売店を通じて最終的に消費者に届けられます。中間業者を介することで、流通コストが高まり、企業が顧客のニーズを直接把握することが困難でした。直販モデルはこれに対し、顧客との直接のやり取りにより迅速なフィードバックを得られ、コスト削減と効率化を図ることができる点が大きな違いです。


* 引用

ビジネスモデル2.0図鑑

ゼロからつくるビジネスモデル

ビジネスモデル・ナビゲーター



= あとがき =

noteをご覧いただきありがとうございます。

会社員の傍ら、上海で塗り絵本作家になりました、KENTA AOKIと申します。日本・中国を拠点に、個展をしたり、アジアやアフリカの子供たちと塗り絵イベントを行ったり、塗り絵本を出版したり、そういった作家活動を行っております。

作家活動を進める中で、美大卒でもない、若輩者の私は、“ アート ”に関して日々色々なことを学び、そのうえでアート作品を創るようにしております。というのも、“ 美大卒でもない ”というのが結構コンプレックスなんです。

ただ、そんなことを続けていく中で分かってきたのは、

「 アートを学ぶ方法って色々あって、美大の知識は勉強したらつけられるかも!? 」
「 アートって実は科学的かつ論理的で、むしろ理系向きかも!? 」
「 アートを届けるには、ビジネスの知識も必要なんだな 」

でした。

学べば学ぶほど、アーティストだけが“ アート ”を学ぶ・理解するのは非常にもったいないなと思ったのと同時に、もっともっと“ アート思考 ”を応用すると、おもしろいものやサービスが生まれるんじゃないかと思いました。

日々本を読み、実戦しながら、学んでいる僕がこれらを伝えていくことで、よりリアリティを持って、学びが共有できたら嬉しく思います。僕と同じ境遇にある方々に届き、共感頂けたら更に嬉しいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。