【 noteで学ぶ ビジネスモデル 】 " 専門特化プレイヤー "ってどんな仕組み？
＝ どんなnote？ ＝
このnoteでは、僕自身が学んだ
『 5分でサクッと学べるビジネスモデル 』
を、僕の備忘録もかねて毎週1つ紹介しています。
みなさまの何か1つのヒントになれば幸いでございます…。ぜひ一度ご覧ください！
＝ 今週のビジネスモデル：専門特化プレイヤー ＝
① ビジネスモデルの名前
専門特化プレイヤー（Layer Player）
② ビジネスモデルの解説
概要
専門特化プレイヤーモデルは、企業がバリューチェーン内の1～3つの活動に特化し、その分野での卓越性を追求するビジネスモデルです。このモデルの強みは、特化した知識や技術を活かして他社との差別化を図る点にあり、サービスの質や効率の向上を追求できます。また、複数の業界や市場に対応可能であるため、幅広い収益基盤を構築できるのも特徴です。このビジネスモデルを採用する企業は、効率化と高品質のサービスを実現し、顧客企業が抱える課題に特化した解決策を提供します。
たとえば、オンライン決済分野に特化したペイパル社は、このビジネスモデルを象徴する成功例です。同社は、オンライン決済の利便性と信頼性を追求し、様々なECサイトにサービスを提供しています。また、データプライバシー分野のリーダーであるトラストイー社や、知的財産管理を専門とするデンネマイヤー社も、専門特化プレイヤーモデルを活用して効率化と競争優位を実現しています。
収益化のポイント
このビジネスモデルにおける収益化のポイントは、「特化」と「スケールの両立」にあります。一つの活動領域で圧倒的な競争力を確保することで顧客満足度を向上させ、規模の拡大を通じてコストを削減します。また、特化分野でのノウハウを活用し、複数の顧客に共通の価値を提供することで、利益率を維持する戦略が効果的です。
Who:
特化領域のサービスを必要とする大手企業や、バリューチェーンの効率化を目指す業界。
How:
専門分野の知識や技術を活用して、特化したソリューションを提供。顧客企業の信頼性向上や効率化を実現。
Why:
競争優位を維持するために差別化を図り、高品質なサービスで収益性を向上。
What:
バリューチェーンの特定領域での高度なサービス（例：オンライン決済、知的財産管理、データプライバシー保護）。
③ 代表的な会社と活用例
ペイパル社:
オンライン決済サービスに特化し、多くのECサイトで採用され、収益の約50%が関連事業から発生。
トラストイー社:
データプライバシー管理を中心に、FacebookやMicrosoftといった大手企業にサービスを提供。
デンネマイヤー社:
知的財産管理とその関連サービスに集中し、法的助言からポートフォリオ管理まで包括的なサービスを提供。
④ 従来用いられていたビジネスモデル
従来のバリューチェーンでは、垂直統合型モデルが主流でした。企業がすべてのプロセスを一括で管理し、効率化を目指すモデルでしたが、分業化や外部専門家の活用が難しいという課題がありました。一方、専門特化プレイヤーモデルでは、各企業が最も得意とする分野に注力し、それ以外の活動を他企業に委託することで、柔軟性とスピードを向上させる新しいアプローチを採用しています。
＊ 引用
ビジネスモデル2.0図鑑
ゼロからつくるビジネスモデル
ビジネスモデル・ナビゲーター
＝ あとがき ＝
noteをご覧いただきありがとうございます。
会社員の傍ら、上海で塗り絵本作家になりました、KENTA AOKIと申します。日本・中国を拠点に、個展をしたり、アジアやアフリカの子供たちと塗り絵イベントを行ったり、塗り絵本を出版したり、そういった作家活動を行っております。
作家活動を進める中で、美大卒でもない、若輩者の私は、“ アート ”に関して日々色々なことを学び、そのうえでアート作品を創るようにしております。というのも、“ 美大卒でもない ”というのが結構コンプレックスなんです。
ただ、そんなことを続けていく中で分かってきたのは、
「 アートを学ぶ方法って色々あって、美大の知識は勉強したらつけられるかも!? 」
「 アートって実は科学的かつ論理的で、むしろ理系向きかも!? 」
「 アートを届けるには、ビジネスの知識も必要なんだな 」
でした。
学べば学ぶほど、アーティストだけが“ アート ”を学ぶ・理解するのは非常にもったいないなと思ったのと同時に、もっともっと“ アート思考 ”を応用すると、おもしろいものやサービスが生まれるんじゃないかと思いました。
日々本を読み、実戦しながら、学んでいる僕がこれらを伝えていくことで、よりリアリティを持って、学びが共有できたら嬉しく思います。僕と同じ境遇にある方々に届き、共感頂けたら更に嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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