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2024年12月10日頃、“ 松坂屋名古屋店 ”で参加型ライブペイントのイベントが決まりそうです。

= 自己紹介 =

技術系会社員をしながら、アート活動や塗り絵本を世界の子供たちに届ける活動をしております、KENTA AOKIと申します。

これまでに、「インドネシア、タイ、日本の幼稚園や学校で塗り絵授業」を行ったり、「上海日本総領事館・上海伊勢丹との協賛で塗り絵ワークショップ」を行ったり、「アメリカのギャラリーコンペで年間6件受賞」をしたり、そんな活動を行っております。

本日は、『 2024年12月10日頃、“ 松坂屋名古屋店 ”で参加型ライブペイントのイベントが決まりそうです。 』という、進捗報告をしてみたいと思います。


= お声がけいただきました。 =

先日、ふとメールを見てみると、参加型ライブペイントを伊勢丹新宿店で行わせていただきましたギャラリーさんより、メールが届いていました。中身を見ると、、、

『 松坂屋名古屋店の美術画廊がリニューアル中で、そのリニューアル第一弾にイベントを行おうとしています。そこに前回伊勢丹で行った“ 参加型ライブペイント ”もやりませんか!? 』

という内容でした。こちらは11月4日にご連絡いただきました。

それで、このイベントは2024年12月10日を予定しているようで、12月9日までに作品が欲しい、とのことでしたので、キャンバスアート制作自体に2週間程度を要することを考えると、11月22日までにアートワークを仕上げる、というスケジュールになり、、、頑張ったらいけるかも、となりました(苦笑)。

ちなみに、いまとある大手ブランドさんから、シーズンイベントのアートワークを2作品要望を受けておりますが、1作品は完成、2作品目は最終案を提出した段階で、何事もなければそれで作業自体は終了、ということになるので、何とか手は空きそうな、そんな感じの状態でした。

…ということで、お話を受け、やる方向で進めている今日この頃です。

(また睡眠不足の毎日が始まりそうです)


= テーマはどうする? =

今回のイベントは、

“ 松坂屋名古屋店のリニューアルオープン ”

ということもあり、この変化の激しい世の中に、ここ日本の名古屋から新たな一歩を踏み出す、そんな出発感のある絵にしたいなと思いました。名古屋感も出しながら、日本ぽさも出しながら、松坂屋の一歩、そしてそこに訪れたゲストの方々の一歩、の後押しとなるようなそんな絵です。

ということで、テーマを決めました。

『 KADODE ( 門出 ) 』

です。このテーマがぴったりだなと。

ちなみに、絵を描くときにいつも勝手にテーマソングをつけているのですが、それは今回、大橋トリオさんの『 僕らのこの声が君に届くかい 』にしました。なんかこの曲を聴きながら描いていると、イメージやモチーフが膨らんでアイデアが形になったので。門出感のあるキャッチ―なメロディーも好きです!


= ラフ画・下絵 =

それで、そろそろブログを終わろうと思っているのですが、せっかくなので最後に、いまの絵の状況をメモがてら、ブログに張り付けておきたいと思います。

全体感はこんな感じです。こちらはラフ画。探ってる絵(苦笑)。

こちらは下絵の途中。

ちょっと絵の説明をさせていただくと、、、実は松坂屋さんは、名古屋の栄が第一号店で、名古屋店というのはそういう意味でも特別な場所であり、スタートの場所だったんです。一番最初に立ち上げたのはなんと、織田信長の小姓だったようで、本能寺の変の後、刀を捨て、商人になる決心をしたそうです。この方こそ、伊藤蘭丸祐道(伊藤裕道)であり、松坂屋の前身・いとう呉服店を始めた方だったんです。

このエピソード、ちょっとすごいなと思いました。いまの時代で言えば、“ ジョブチェンジ(転職) ”じゃないですか(笑)。当時これをするって、結構勇気がいったんだろうなと思いました。で、なんかこのエピソードが今回の“ 門出 ”ともリンクするなあ、と思ってしまい、それを絵の中心に据えました。なんか歴史は繰り返されるというか、リニューアルがリンクするというか。

こんなことをイメージしながら、次に全体の構図をどうするか悩んでいたのですが、そこは『 現代の名古屋感 』をちゃんと出したいなと思い、名古屋にまつわるものをちりばめることとしました。名古屋城に、シャチホコに、松坂屋に。

そして中心に据えたのは“ 中部電力MIRAI TOWER”。…って、名古屋にこのようなタワーあったんですね(笑)。まるで東京タワーみたいな(笑)。実はこちらは昭和29年竣工の歴史あるタワーで、国の登録有形文化財にもなってるみたいなんです。日本初の集約電波塔とのことで…スカイツリーの前身じゃん、と驚きました。象徴になれそうなタワーでありながら、自身が知らなかったというこの感じが、なんか名古屋感があっていいなと思い、今回、これを象徴として入れてみることにしました(笑)。

そして最後に左側の建物。なんかクラシックな感じがあると思うのですが、実はこれは松坂屋にまつわるもので、松坂屋百貨店の初代社長・15代伊藤次郎左衛門裕民氏の別荘なんです。名古屋郊外にあり、指定有形文化財となっている建物です。名前を『 揚輝荘 』と言います。今回の絵としてふさわしいなと思ったので盛り込みました。

…と、こんな感じで、新旧の名古屋、松坂屋にまつわるものを盛り込んだ、観光地かつ名古屋の人々が日々利用する“ 桜通り ”を今回のアートワークの題材にしてみました。このイベントに参加してほしい、これを受け取って欲しい、方々には、名古屋に住まわれている方々(松坂屋の店員さんも含む!)を考えておりまして、松坂屋の、名古屋の方々の、新たな門出となるような、そんな絵を目指して作っております。

なので、引き続き頑張ります(笑)。

ぜひお近くにお住いの方がおられましたら、イベントに足を運んでいただければと思います。正直、名古屋は全然未知数で、知り合いもおりませんので、皆様に頼るしかもはや集客の方法がございません…。お恥ずかしながら。。。ですので、ぜひお誘いあわせの上、お越しいただけましたら嬉しく思います。

よろしくお願いいたします!


頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。