【 noteで学ぶ カスタマーロイヤルティ 】 " カスタマーロイヤルティ "ってどんな仕組み?
= こんな人におすすめの記事です =
「 昇進はありがたいけど、育児、残業、部下の指導で、ビジネスの勉強時間がない!最近は商品も売れにくくて、ビジネスモデルを学びたいのに…。 」
これ、僕の欲求です(苦笑)。
でも、あるある、ですよね?
ですが、なかなかどこを調べたらいいか分からないし、これらの情報にたどり着けないことがしばしば。
…ということで、このnoteでは、隙間時間に学べる『 ビジネスモデルの基本のき 』を週に1つずつお届けしています。皆様のお仕事に、またチームメンバーの育成などにご活用ください。
なお、『 他にもこんなビジネスモデルがありますよ! 』というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。教えてくださった方に、1コメントにつき100円をnoteのサポート機能でプレゼント!
= 今週のビジネスモデル:カスタマーロイヤルティ =
① ビジネスモデルの名前
カスタマーロイヤルティ(Customer Loyalty)
② ビジネスモデルの解説
カスタマーロイヤルティとは、基本的な製品やサービスに加えて、インセンティブや特典を通じて顧客に価値を提供し、長期的な関係を築くビジネスモデルです。これにより、顧客は他の競合商品に流れず、自社のサービスを選び続けるため、収益の安定化につながります。
具体的な手法として、ポイントカードや割引プログラムが挙げられ、これにより顧客は商品を購入するたびにポイントを獲得し、そのポイントを将来的な割引や特典に充当できます。例えば、購入金額の1%分がポイントとして貯まり、そのポイントを割引として利用することが可能です。このシステムの魅力は、顧客が合理的な判断だけでなく、心理的な要因によっても購買行動を決定する点にあります。多くの場合、顧客はわずかなポイントのために繰り返し購買することが多く、結果として売上が増加します。
このビジネスモデルのもう一つの大きな利点は、顧客データを収集できる点です。顧客の購買履歴を通じて得られるデータは、商品の品揃えの最適化や、マーケティング戦略の強化に大いに役立ちます。特にオンライン販売においては、顧客のアカウントに特別割引をリンクさせることが可能で、特定の顧客層に効果的にアプローチできます。また、キャッシュバックプログラムもカスタマーロイヤルティの一種で、現金でのリターンを提供する点が割引との違いです。
Who:
ターゲットは既存の顧客やリピーター。
How:
インセンティブプログラムやポイントカードを通じて顧客に特典を提供。
Why:
顧客のロイヤルティを育て、競合他社へ流れるのを防ぐことで、安定した収益を得るため。
What:
主な特典はポイント還元や割引、キャッシュバックなどが一般的。
③ このビジネスモデルを使用している代表的な会社と活用例
アメリカン航空(American Airlines)
アメリカン航空は「AAdvantage」というロイヤルティプログラムを導入し、フリークエントフライヤーにマイルを提供しています。貯まったマイルは座席のアップグレードや次回のチケット購入に使用できるため、顧客は同社の航空便を繰り返し利用するようになります。スターバックス(Starbucks)
スターバックスの「リワードプログラム」では、購入ごとにポイントが貯まり、一定のポイントが貯まるとドリンクやフードが無料で提供されます。この仕組みにより、顧客はスターバックスにリピーターとして通うことが増えています。ペイバック(Payback)
ペイバックはドイツのポイントカードシステムで、メトロA.G.社が展開しています。顧客の購買データを分析し、企業がターゲティング広告キャンペーンを行うことで、顧客との関係を強化しています。
④ このビジネスモデルが使用されている代表的な業界で、従来用いられていたビジネスモデルの解説
航空業界では、従来はフライトの価格競争が中心となっていましたが、価格だけでは競争力を維持できないため、ロイヤルティプログラムが導入されました。このプログラムにより、顧客は単なる価格比較だけでなく、ポイントや特典を重視するようになり、顧客のリピーター化が進んでいます。従来の価格競争型のビジネスモデルから、付加価値を提供することで顧客を囲い込むモデルへと変化しました。
* 引用
ビジネスモデル2.0図鑑
ゼロからつくるビジネスモデル
ビジネスモデル・ナビゲーター
= あとがき =
noteをご覧いただきありがとうございます。
会社員の傍ら、上海で塗り絵本作家になりました、KENTA AOKIと申します。日本・中国を拠点に、個展をしたり、アジアやアフリカの子供たちと塗り絵イベントを行ったり、塗り絵本を出版したり、そういった作家活動を行っております。
作家活動を進める中で、美大卒でもない、若輩者の私は、“ アート ”に関して日々色々なことを学び、そのうえでアート作品を創るようにしております。というのも、“ 美大卒でもない ”というのが結構コンプレックスなんです。
ただ、そんなことを続けていく中で分かってきたのは、
「 アートを学ぶ方法って色々あって、美大の知識は勉強したらつけられるかも!? 」
「 アートって実は科学的かつ論理的で、むしろ理系向きかも!? 」
「 アートを届けるには、ビジネスの知識も必要なんだな 」
でした。
学べば学ぶほど、アーティストだけが“ アート ”を学ぶ・理解するのは非常にもったいないなと思ったのと同時に、もっともっと“ アート思考 ”を応用すると、おもしろいものやサービスが生まれるんじゃないかと思いました。
日々本を読み、実戦しながら、学んでいる僕がこれらを伝えていくことで、よりリアリティを持って、学びが共有できたら嬉しく思います。僕と同じ境遇にある方々に届き、共感頂けたら更に嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。