映画『レベッカ』 レビュー
お久しぶりです。こんにちは、夏休みは終わってしまいましたが今後もちまちまと映画レビューを書いていこうと思います。なんだかんだ文字を書くのが好きです。
18本目の映画はNetflix版2020年公開の『レベッカ』です。
原作は1930年代の小説で、1940年にヒッチコック監督により映画化されています。リメイク作品なんですねー
あらすじとネタバレ
主人公のリリー・ジェームズは若くして両親をなくし、貴族夫人の付添人としてモンテカルロのホテルに滞在中に、妻を亡くしたイギリスのハンサムな貴族であるマキシムと出会い恋に落ちます。
結婚した後に2人はマキシムの邸宅であるマンダレーで使用人達と一緒に生活を始めます。しかし前の妻レベッカの家政婦であったダンヴァース夫人から嫌がらせを受けたり、邸宅のあらゆるところに残されたレベッカの遺品を目にしたり、親戚から美しく洗練されていたレベッカの話を聞くにつれて、リリーは精神的に不安定になっていってしまいます。
ダンヴァース夫人に騙されて仮装舞踏会でレベッカと同じ衣装を着てしまったためマキシムに結婚自体を後悔されてしまったリリーがダンヴァース夫人に言われるまま二階から飛び降りようとした時、邸宅付近の海からレベッカの船が引き上げられます。中からレベッカの遺体が見つかり、以前に埋葬した遺体はレベッカのものではなく、また船の中から見つかったため溺死とされていたレベッカの死因も疑わしいものになりました。
船には人が意図的につけた傷があり、それが原因で水没したということが明らかになります。リリーがマキシムに問いただしたところ実はレベッカはマキシムとの結婚後レベッカ自身の従兄弟ジャックを含む複数の男性と関係を持っており、ジャックの子供を妊娠したうえに子宮に進行した悪性のガンを患っており、長くても数週間という状態だったため、マキシムに自分を殺すように頼みマキシムはレベッカを銃殺し船と一緒に海に沈めていたことが判明します。
レベッカ殺害の疑いをかけられ裁判にかけられるマキシムでしたが、リリーがレベッカの妊娠と末期ガンの診断書を見つけ、自殺の動機として提示したため疑いを晴らすことに成功します。レベッカを慕っていたダンヴァース夫人はマンダレーに火を放ち、自分は海に身を投げ自殺します。
邸宅を失った2人が新しい家を探して旅に出るところで映画は終わります。
感想
リリーが最初にダンヴァース夫人に嫌がらせを受けた時、夫人に解雇通告をするんですけど、夫人が『幼い頃から世話をしていたレベッカは自分の全てだった』『この職を失ったら高齢な自分は新しい職を見つけることも結婚することもできない』と話したことで解雇通告を取り下げてしまうのですが、いやばかなのか?と思いました。
前の妻の家政婦が新しい妻を気にいるわけがないし、実際嫌がらせを受けたなら何が何でも追い出すべきですよね。同情買おうとするのもこういう悪い奴あるあるだし。一度裏切られた人は切るに限る。
ヒッチコックの映画は『鳥』しか観たことがないのですが、せっかくリメイク版の『レベッカ』を観たのでヒッチコック版も観て観たいです。
それではまた、再见👋
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