【日記】脳が冴え渡る

 今日は、コーヒーを三杯も飲んで脳が冴え渡るような気分だった。
 朝起きて、嫁を送り出したけどまだ眠くて二度寝をした。起きたら十時だった。夢の中で、空いている本棚が天井近くにあり、その空隙を、今まで読んだ中で繰り返し読みたい本のみで埋めて、今後はそれを繰り返し読むべきだという、自戒みたいな感覚を夢見て、それから起きたので、さもありなんと思った。しかし起きてから読んでいる本は繰り返しは読んでいない本だった。ただ、この間読み終えた中上健次の『現代小説の方法』を、もう一度ひも解いてみた、あんまりこういうことはしないが、少なくても、一度通読したところでは、関連する書籍を忘れてしまうような、この本から関連して他の本をたどって楽しむような類の本に関しては、一回だけ読んで放置するというのはもったいない。
 インドの食生活の話と、ランボーの詩はアジアに旅行に行った時の経験ら出来ているという話、カレーを何杯食べて吐きそうになったとかいった話は、人に話す以外には役に立ちそうにないが、ランボーについては振り返ってもいいことだ。
 こんな風に、一度読んだ本に立ち返って、印象に残った本をまた辿ってみるのも、面白いかもしれないと思った。
 午後の五時から七時まで雨が降った。その後予報では止むと言っていたから、止んだものと思っているけれども実際どうかは帰って来てしまったのでわからない。

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