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2020年8月の記事一覧
「なじみやすさ」をどのように評価するか
現在自分が興味を持って趣味でリサーチしている技術に関して、面白い記事を見つけました。
HSPってなに? この記事で述べられているハンセン溶解度パラメータ(以下、HSP)とは、ものとものとの相性(馴染みやすさ、親和性)を数値的に表すことができる技術です。溶解度パラメータ(SP値)を知っている人は、その拡張版と思っていただければ良い。HSPの考え方のポイントは次の4つであり、この記事では主に1と2
大枚はたいて本買った
以前の記事で取り上げた、ハンセン溶解度パラメータに関する本を私費で購入した。
消費税込みで約7万円、コロナ給付金で購入したことにしておこう。消費税込みで約7万円、コロナ給付金で購入したことにしておこう。通常、技術書は会社費用で買うことが多いのだが、自分の専門性を本気で高めるべく、残業中の変なテンションでポチッてしまっていた。
ヴァイオリンのニス塗装に関するHSP的考察(1)
ヴァイオリンの塗装に使用されるニス(オイルニス、アルコールニス)に関して、daddylongbodyさんの興味深い記事を見つけた。
音楽を少しばかりかじった身としては、そんな単純な話ではないとは承知であるが、溶解度パラメータを切り口に考察できたら面白いのではないかと思い、手始めに2種類のニスについて、ハンセン溶解度パラメータ(HSP値)を用いて考察を試みた。なお今回は、松脂の成分をアビエチン
ヴァイオリンのニス塗装に関するHSP的考察(2)
先日のヴァイオリンのニス記事に関して、daddylongbodyさんがとても勉強になる記事を更新されておられた。
記事を読みながら、材料選定や塗装にものすごいノウハウが必要になる世界と改めて感じた。私は小さい頃から打楽器をかじっているが、材質や楽器にかける負荷がわずかに違うだけで音質ががらりと変わることは身をもって体験している。コロナ禍のいま楽器に触らなくなって久しいが、いい音を模索する時間