リモートワークの世界
嵐の前の静けさだったGWも終わり、明日からはまたいつもの日常。
コロナ渦で一気に広まったリモートワーク。私の所属する会社でも、部署によって対応は異なるが、今の部署は仕事の内容を勘案しながら個人に任されているという自由な環境。
今の仕事はPCでの作業が基本のため、出社しないとできない訳ではない。ただ、会社で紙の資料を探したり、会議に参加したり、図面を印刷した方が効率は上がることはある。そういう日だけ出社するようにしている。
そんな、リモートワークに対して感じる私のキーワードは、雑音なのかもしれない。
一人暮らしのため、家で仕事をしている時は入ってくる音はほとんどない。強いてあげるとすれば、近くを走る電車の音。目の間の公園で遊ぶ子供の声。外で吹き荒れる風の音
ものすごく静かである。先日、ハラスメントの話と関連して会議で取り上げられていた、職場で感じる不快な音が入ってくることもない。
キーボードのエンターキーを叩く音やマウスのクリック音。無意識のうちについているため息。髪の毛などをかきむしる音。貧乏ゆすりをする音。
私も割と気になってしまう音たち。
だけど、リモートワークだと他の人の雑談だったり会話が入ってくることもない。意外とそこから情報を得られていたこともあったと気づいている。
例えば、他の人が担当している仕事やその人の仕事の進め方。これは、同じ仕事を担当していないと、リモートワークではほとんど見えない。例えば、ちょっとした分からないことを聞きたいときに、先日この人が担当していたなとか分かっていると聞きやすかったりする。
無意識のうちにも、情報が入ってきていたということを感じるこの頃。リモートワークだと、自分から意識しないと情報が入ってこない。主体性が求められているのかもしれない。
最近は、個人的な事情で出社できていないので、そんなちょっとした雑音が恋しくなってきている。